• グローバルマーケッツ部門
    エクイティ本部
    機関投資営業部 部長

    鈴木 大祐

    Daisuke Suzuki

    2020年入社
  • 事務グループ
    マーケットビジネス
    オペレーション部

    芝 ゆかり

    Yukari Shiba

    2012年入社
  • コンプライアンス統括グループ
    コンプライアンス統括グループ付

    齊藤 謙介

    Kensuke Saito

    2018年入社

Introduction

みずほ証券では、どのような働き方が実現できるのか。その実際の姿を、キャリア入社した3名に入社動機や仕事内容も含めて語ってもらいました。そこには、それぞれのライフイベントやライフプランに合わせた、多様な働き方がありました。

talk theme 01

多様性を受け入れる風土。
キャリア・プロパーの間に壁はない。

これまでのキャリアとみずほ証券への転職理由を
教えてください。

  1. 鈴木

    私は大学卒業後、大手証券会社に就職し、現在の仕事でもある機関投資家への営業を担当しました。
    その後、ジュネーブ支店、ロンドン支店で勤務。ロンドン時代に、〈みずほ〉と出会いました。

  2. ロンドンのみずほインターナショナルですね。
    転職のきっかけは?

  3. 鈴木

    当時、アベノミクスで日本株が好調な時期でした。日本の証券会社にも追い風が吹き始めたのですが、中でもみずほ証券は勢いがあった。
    最終的には、この人たちと一緒に仕事がしたいと思い、転職を決意しました。

  4. 私は一時期、みずほインターナショナルと同じ建物内にある、米国みずほ証券ロンドン支店で勤務していました。
    私のみずほ証券との出会いはシンガポール。前職を退職してワーキングホリデーでシンガポールに行った際に、みずほ証券のシンガポール支店に就職、その後ロンドンに赴任しました。

  5. 齊藤

    どこに惹かれて入社を決めたのですか。

  6. 証券ビジネスが未経験だった私を受け入れてくれる姿勢に惹かれました。多様性を重視している会社だと思ったのです。また、話を聞く中で、長く働くことができる環境・制度があることもポイントの一つでしたね。齊藤さんのキャリアは?

  7. 齊藤

    私はシステムエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。その後転職して、大手銀行のリテール営業を担当。30歳を過ぎたあたりで、新しいフィールドで新しいことにチャレンジしたいと思いました。

  8. 鈴木

    それがみずほ証券だったのは?

  9. 齊藤

    勤務していた銀行で躓きの石のようなものがありました。それは派閥が強く社内政治が複雑だったこと。みずほ証券にはそういったしがらみがなく、またキャリア入社の方も多く、安心に繋がりました。入社して感じましたが、キャリアとプロパーの壁はまったくありませんね。

talk theme 02

バックオフィス業務、
コンタクトセンター運営、機関投資家営業、
それぞれのやりがい。

現在の仕事内容を教えてください。

  1. 入社以来、一貫してデリバティブ取引である、上場先物オプション取引の決済業務を担当しています。いわゆるバックオフィス業務で、ホールセールのお客さまおよび自己取引において安定的な決済業務遂行がミッションです。

  2. 鈴木

    マーケットで約定した取引の最後の要的ポジションですね。

  3. そうですね。「何があっても決済を止めるな」私たちはこの言葉を共有して、お客さまの要望に迅速かつ正確に応えています。その責任の大きさに、私はやりがいを感じています。齊藤さんはお客さまと直接つながる業務ですね。

  4. 齊藤

    みずほ証券がリテールのお客さまとつながるチャネルは、対面式のリアルな店舗のほか、非対面チャネルである「ネット倶楽部」と「コールセンター」があります。私はこれら非対面チャネル=コンタクトセンターの運営管理チームに所属しています。

  5. 鈴木

    業務はオペレーターの方々のマネジメントが中心になるのですか。

  6. 齊藤

    オペレーターは約200名在籍していますが、私はマニュアルの整備やコンタクトセンターへの連絡事項の周知・整理、入電やVOC(お客さまの声)の分析など、お客さま満足度を高める各種施策の企画立案等を担っています。お客さまからはご注文から投資相談、お手続きといった幅広い問い合わせがありますから、それらに適切に応える体制づくりを進めています。

  7. 鈴木

    もちろん、お客さまからのクレームや苦情もある?

  8. 齊藤

    どんなに適切に対応していても、お客さまに満足いただけないケースもあります。そうしたお客さまにとって「負」となる部分を解消するのが私たちの役割。したがって、お客さまから感謝の言葉をいただくと、やりがいを感じますね。

  9. 鈴木さんは先ほど、前職から現在まで一貫して機関投資家営業を担当されているとおっしゃいましたが、
    どのような業務なのですか。

  10. 鈴木

    世界中の機関投資家のお客さまに対して、各種情報や運用アドバイスを提供するコンサルティング業務。一方で、投資家の判断をサポートするため、企業との面談などの機会を提供するコーポレートアクセス。この二つの機能を統括しています。

  11. 齊藤

    機関投資家ですから、運用する金額のボリュームも大きいですよね。

  12. 鈴木

    ええ、だから自身のアドバイスで、お客さまの運用ニーズに応えることができたとき、マーケットのダイナミズムを感じますし、やりがいもあります。

talk theme 03

ライフイベントに合わせた働き方。
男性社員が実践した長期育児休業。

ライフイベントなどみなさんの転機に活用した制度を
教えてください。

  1. 私は育児休業(以下、育休)を2回、1年ほど取得しました。女性社員が育休を取得して職場復帰するのは今では当たり前のことで、制度面も完備されています。そういえば、お二人も育休を取得されたんでしたよね。ぜひ、その経緯を聞きたいと思っています。

  2. 鈴木

    第4子が生まれたことを機に、家族のサポートや子どもたちとの時間を確保する目的で、2022年末から2023年初めにかけて、1ヶ月育休を取得しました。子どもが誕生したのは2022年の7月。その後、法改正があり、10月頃上司からも「育休を取ったら」という積極的な働きかけがあったことがきっかけです。

  3. 第4子ということは、それまで育休を取られていなかった?

  4. 鈴木

    第1子から第3子までは海外で産まれました。ヨーロッパは元々家族と過ごす時間を大切にする文化が醸成されています。そもそもヨーロッパは子育てしやすく、育休という形でなくても、夫が当たり前に育児に協力する環境でした。しかし日本は、母親の負担が大きくなる傾向があると思います。そうした考えから、育休を取得しました。

  5. 齊藤

    育休を取得することに、抵抗はありましたか。

  6. 鈴木

    抵抗はありませんでしたが、フロントの部長職で長期の育休取得は多分初めて。前例がない中での長期離脱に若干の不安はありました。

  7. 齊藤

    私も育休を取得するときにその不安はありましたが、周囲の反応はどうでしたか。

  8. 鈴木

    周りは育休取得に驚くほどの歓迎ムード。上司の力強いサポート、部内の仲間、海外拠点のメンバーに助けられて業務上支障がない形で取得することができました。

  9. 齊藤さんの場合は?

  10. 齊藤

    私は第1子のときにも、短期育児休暇制度を活用して5日間取得しました。第2子となる今回は3か月の育児休業を取得。妻が安定期に入ったときから上司に相談し、育休に向けて準備を進めました。育休取得の2ヵ月前から同僚に引き継ぎを開始。上司も同僚も積極的にサポートしてくださったおかげで、スムーズに育休を取得することができました。

  11. 育休を取得し、日々育児に参加した感想は?いい時間でしたか。

  12. 鈴木

    子育ての大変さがよくわかりました。これほど予定通りにはいかないのだと。子ども中心の予定はあくまで「予定」であって読めないものが多く、そのときの状況に合わせてやっていかねばならない。妻の負担の大きさを実感したことは、家庭円満に繋がっていると思います。

  13. 齊藤

    鈴木さんが言うように、本当に大変でした。でも、妻をサポートできたこと、家族と向き合って一緒に過ごす時間が増えたことは、大変貴重な経験になりました。この経験で周囲の風景が違って見えるようになったと思います。人それぞれ、育児だけでなく様々事情を抱えています。今まで以上に、人に対する配慮や思いやりが生まれたと思いますね。

talk theme 04

周囲の理解、フォロー・サポートの中、
自分のペースで働くことができる。

現在、どのように仕事とプライベートの両立を図ってますか。

  1. お二人は、男性社員としては長期の育休を取得しましたが、スムーズに職場復帰できましたか。

  2. 鈴木

    育休中は、業務上の職責について上司も含めて分担し、対応していただいたため、育児に集中する環境をつくっていただきました。復帰後も不在中の状況のアップデートなどに対応いただき、スムーズなキャッチアップができたと思います。

  3. 齊藤

    私も復職後、子どもの通院や看病の対応で在宅に切り替えたり、急なお休みをいただいたり、自身の事情・ペースで仕事をしています。休みが続いた後に出社した際は、
    休みの間に起きた出来事を早めにキャッチアップし、滞りなく業務ができるように同僚と連携しています。芝さんは1年間の育休後の復職はどうでしたか。

  4. 時短勤務後にフルタイムに戻しましたが、研修や業務繁忙時には、カフェテリアプランを利用してベビーシッターをお願いすることもあります。また年間5日付与していただける看護休暇は、通院や子どもの看護時などに活用しています。

  5. 鈴木

    芝さんは、仕事と育児の両立を実践していると思いますが、どのように実現していますか?

  6. 齊藤さんが指摘したように、上司やチームメンバーの業務フォローやサポート、周囲の理解があり本当に感謝しています。また日頃からチーム内で相互補完体制が整っており、急な欠員が出てもカバーできる体制構築ができているのも大きいですね。働きやすい環境であれば、仕事と育児は両立すると思いますね。

  7. 齊藤

    今回、長期の育休を取得して、当社の働くパパ、ママへの支援がとても充実していることを知りました。「パパママネットワーク」がその好例。

  8. ええ、働くパパ、ママを応援する取り組みで、妊娠中から様々な情報や人脈づくりのサポートがありました。育休中は、育休者専用のWebサイトや復職者向け集合研修があり、スムーズな復職に繋がりました。今のところは「働くママ応援」という色彩が強いですが、男性社員もネットワークに積極的に参加していただけると良いですね。

どのような働き方をしているか、教えてください。

  1. 齊藤

    芝さんは、現在リモートワークですか。

  2. 出社は週2回。リモートの良さは通勤などの時間や体力を使う必要がなく、思いっきりギリギリまで仕事ができること。日々、完全燃焼してます(笑)。

  3. 齊藤

    私も週2~3回はリモートですが、メンバーの顔を見たいということもあって、出社が多くなっています。ただ、仕事を終えれば育児・家事に全力投球の日々です。

  4. 鈴木

    私の場合、アメリカやヨーロッパに対応する必要もあり、また齊藤さんが言ったようにメンバーの顔を見るのも大事なことなので、毎日出社しています。働き方は業務やポスト、環境によって変わってくると思いますが、その中で自主性を尊重し、自由度を保証するマネジメントを心掛けています。

talk theme 05

自分のライフプランに合わせて
自分らしく活き活きと働く。

これから目指すものを教えてください。

  1. 齊藤

    自分らしく活躍するためには、環境・制度も大切ですが、やはり心身ともに家族と一緒にいるのは不可欠だと思います。子どもに手がかかる時期は家族を優先しながら仕事との両立を図り、その時々に合ったワークライフバランスの実践を目指したいですね。それが人生の豊かさを生んでいくと思います。

  2. 齊藤さんが言った「自分らしく」というのは、私にとってもキーワードで、自分らしく活き活きと仕事を長く続けていくのが、変わらない目標ですね。今、8歳と5歳の子どもがいるのですが、子どもたちに働くママのカッコいい姿を見せたい。そのためにも、今の業務の専門性を高めるなど、貪欲にスキルアップに取り組んでいきたいと考えています。

  3. 鈴木

    仕事をする時間というのは一日の相応長い時間になると思います。やる以上は成果を生み出したい。同時にそのためには業務に注力できる環境づくりが不可欠だと思っています。今回自分が育休を取得したことで、メンバー全員がそれぞれの事情や状況、キャリア、やりたいことなどを尊重できる環境整備が重要であることを、改めて理解しました。そのような環境、カルチャーを醸成し、深耕していくのも、自分の役割だと思っています。

最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

  1. 当社は多様なバックグラウンドを持ったメンバーが集まり、柔軟な発想や働き方への理解がある会社です。子育て等の制度の充実だけでなく、リスキリングなどの制度も整備されており、多様な働き方を支援してくれます。成長できる、働きやすい環境です。

  2. 齊藤

    私もそれは実感しています。芝さんが指摘したように、多様な働き方を認めてくれる。私自身がそれを実践していますから。また、多彩な制度が完備されているので、キャリアアップのために何かを犠牲にしなくていい。自分のライフプランに合わせて家庭と仕事を両立していける会社です。

  3. 鈴木

    そうですね。自分らしく働くことができるのが当社。トップマネジメントの下で働きやすい職場にしていくというコミットメントを感じる組織であり、多様な人材を受け入れるために社員の意見を吸い上げて改善していこうとする意志を感じますね。そのような環境で働きたい人に、みずほ証券はお勧めです。