働く場としての「支店」の魅力

全国230拠点(支店・102、みずほ銀行との共同店舗である
プラネットブース・119、他・本支社、営業所)の、
業界最大規模のネットワークを通じて展開されるみずほ証券のリテールビジネス。
グループ各社と連携した〈みずほ〉の専門的かつ高度な金融サービスが提供されています。
ここでは、成城支店と大森支店を取り上げ、その体制や特徴、取り組みを紹介します。
紹介してくれるのはウェルスマネジメント課の課長。
二人はいずれも、みずほ銀行の支店で課長を務めた経験があり、
「銀・信・証」連携の新たな人材交流の形として注目を集めています。

  • 成城支店
  • 大森支店
成城支店の外観

成城支店

紹介してくれる社員

  • リテール・事業法人部門
    成城支店 課長

    小島 里絵Rie Kojima

    2009年入社

    2009年:みずほ銀行 新橋支店
    2014年:みずほ銀行 赤羽支店
    2016年:みずほ証券 本店営業第一部 プラネットブース本郷
    2019年:みずほ銀行 八千代支店(課長)
    2021年:みずほ銀行 勝田台支店(課長)
    2022年:みずほ証券 成城支店(課長)

成城支店の特徴

  • Point

    01

    総勢30名のスタッフ、
    営業担当者には銀行出向者も多数

    成城支店のメンバーは約30名。営業担当が17名、そのうち8名がみずほ銀行からの出向者です。高齢者のお客さまに対応するシニアコンサルタントが2名、他に店頭お客さま対応スタッフ、総務スタッフで構成されています。
    営業を担うのがウェルスマネジメント課で、1~4課まであり、私は4課の課長として営業担当者4名をマネジメントしています。支店以外に、みずほ銀行経堂支店内に「プラネットブース経堂」、下北沢支店内に「プラネットブース北沢」を設け、営業活動を推進しています。

  • Point

    02

    「成城・北沢エリア」の富裕層の
    お客さまにアプローチする

    成城支店がカバーするエリアは、東京都世田谷区・狛江市の「成城・北沢エリア」と呼ばれる地域で、営業の対象となるのはエリア内の富裕層のお客さまであり、不動産の所有が多いのが特徴です。
    私が担当するウェルスマネジメント4課では、営業担当者が担当するお客さまの数は一人当たり約300件。銀行連携のお客さまが多いため、投資信託や債券の取引が多く、今後は株式の取引を拡大していきたいと考えています。

  • Point

    03

    「銀・信・証」連携を強力に推進し、
    「One MIZUHO」を実現

    成城支店と同じ建物にはみずほ信託銀行とみずほ不動産販売が入っており、隣の建物はみずほ銀行。そのため、証券では対応できないような案件については、銀行・信託に気軽に相談し、連携・協働してお客さまの問題解決にあたることが実現しています。成城支店は全国的にも「銀・信・証」連携が進んでいる支店で、証券のお客さまの9割以上は銀行からの紹介によるものです。また、個別の案件対応だけでなく、銀行や信託、不動産販売の方々との意見交換により、新たな気付きや考え方に触れることができる環境です。

interview 01

これまでのキャリアを
教えてください。

私はみずほ銀行に入行後、支店に配属されリテール営業を担当してきました。そして、入社8年目のときに、「銀・信・証」連携の一つの形として、銀行内に証券業務スペースである「プラネットブース」が設置され、「プラネットブース本郷」に配属。「銀・信・証」連携の黎明期であり、初めて触れた証券の世界は、銀行とは異なりスピード感に溢れた新たな魅力を感じました。その後銀行に戻り、この度みずほ証券に出向し、成城支店に配属。銀行から課長職で証券支店に出向となった初めての人材交流です。

interview 02

自身が担う具体的な仕事内容を
教えてください。

メンバーを率いる課長の役割の一つは、きめ細かなメンバーのフォローとサポートです。それによって営業推進を図り、目標とする実績を達成することです。メンバーが担当するお客さまそれぞれに合わせた提案内容、アプローチ法などを一緒に考え、時には営業に同行することもあります。またコンプライアンスの徹底を含む日々の行動面の指導や、お客さま対応スキル向上のためのアドバイスなど多岐にわたります。そうした取り組みを通じて、メンバーが活き活きと働くことができる職場環境の創造を目指しています。

interview 03

支店の業務を通して得られる
経験やスキルとは?

お客さまが、今何を感じられて金融機関と取引しているか、「生の声」を聞くことができるのは貴重な経験だと感じています。自身は銀行であっても証券であっても、「みずほの社員」という意味では変わりがありません。一方、お客さまは様々な業種の方、年齢の方がおり、いろいろな人生経験を積んできた方々の話を聞くことで、多様な価値観、考え方を知ることはとても勉強になります。こうしたお客さまとの交流が、自身の成長の糧になっていると思いますし、必然的にコミュニケーションスキルの向上に繋がっていると思います。

interview 04

支店の雰囲気はいかがですか?

私が感じる成城支店の最大の魅力は、その雰囲気の良さです。着任する前にOJTで他支店を経験したのですが、支店にはそれぞれカラーがあるものです。成城支店は、穏やかな人柄の支店長を中心としながら、各課同士、メンバー同士の横のつながりが強く、チームワークがとても良いと感じました。メンバーも明るいですし、コミュニケーションも活発なため、風通しの良さを感じています。メンバーそれぞれが、個性を発揮し、自分らしく働くことができていると思いますし、それが働きやすさを生んでいるのだと思います。

大森支店の外観

大森支店

紹介してくれる社員

  • リテール・事業法人部門
    大森支店 課長

    保格 竜二Ryuji Hokaku

    2009年入社

    2009年:みずほ銀行 高円寺北口支店
    2014年:みずほ銀行 青山支店
    2016年:みずほ証券 新宿営業第一部 プラネットブース高田馬場
    2018年:みずほ銀行 神田支店(課長)
    2022年:みずほ証券 大森支店(課長)

大森支店の特徴

  • Point

    01

    みずほ銀行内に設置された
    「プラネットブース」が営業拠点

    大森支店のメンバーは約30名。支店長、営業担当が17名(4名がみずほ銀行からの出向者)、高齢者のお客さまを対応するシニアコンサルタントが1名、他総務スタッフで構成されています。営業を担うのがウェルスマネジメント課で、1~4課まであり、私は4課の課長として営業担当者4名をマネジメントしています。4課は、みずほ銀行蒲田支店内に設置された「プラネットブース蒲田」を拠点に営業活動を推進しています。「プラネットブース」は、銀行・証券連携の象徴的な存在です。

  • Point

    02

    蒲田・大森・久が原・羽田エリアを
    カバー、既存のお客さまをサポート

    大森支店がカバーするエリアは、東京都大田区の蒲田・大森・久が原・羽田エリア。営業の対象となるのは、エリア内の富裕層の個人のお客さまで、60歳以上のリタイア層が中心になります。私が担当するウェルスマネジメント4課は、基本的にすでに資産運用されているお客さまのフォローが中心ですが、みずほ銀行内で活動しているため、銀行から新規のお客さま紹介も少なくありません。営業担当者が担当するお客さまの数は一人当たり約400件。

  • Point

    03

    銀行からの紹介のお客さまが
    多く、スムーズな連携を推進

    大森支店と同じ建物に、みずほ銀行とみずほ信託銀行、みずほ不動産販売が入っており、銀行および信託銀行との連携比率が高い特徴があります。私自身、みずほ銀行から出向で支店課長に着任しましたが、銀行をよく知っていることもあり、銀行との連携は非常にスムーズです。「銀・信・証」連携がさらに強化されつつあることを実感しています。

interview 01

プラネットブースと支店の
業務に違いはありますか。

個人の富裕層のお客さまに、資産運用の提案をするという点では違いはありません。ただプラネットブースにおける新規のお客さま対応は、気遣いや配慮が必要になります。みずほ銀行の大切なお客さまを紹介していただくことが多く、また証券会社との取り引きが初めてで、資産運用のリスクの高さを心配されているお客さまもいます。したがって、より丁寧な説明・応対が求められます。それは既存のお客さまでも同様ですが、「初めて」というお客さまには、より一層の丁寧さ、わかりやすさを心掛けています。

interview 02

自身が担う具体的な仕事内容を
教えてください。

課の目標とする数字を達成することが、最大のミッションです。そのためには課のメンバーが、自身の目標を達成できるように指導・教育し、成長をサポートするのも私の役割です。大切にしているのは、メンバーが営業活動において、お客さまの投資意向や投資経験を的確に把握した上で、最適な商品提案をすること。商品を「売る」姿勢ではなく、お客さまとの会話のキャッチボールを通じて、お客さまの想いや考えを「傾聴」することが信頼関係を生み、実績に繋がっていきます。また、ラップや保険、資金導入など個別商品のリーダーを担当しており、課を跨いで各商品の推進に向けたマネジメントを担っています。

interview 03

銀行出身であることで感じる
証券の支店の魅力は?

業績向上を目指すというのは、銀行、証券いずれの支店でも共通するものです。しかし違いもあります。銀行の場合、1年計画で目標達成を目指します。証券においては、毎月、毎日目標達成へのこだわりがあり、それがスピード感を生んでいます。当然、日々の進捗への意識も高く、マーケット商品の知識も貪欲に吸収する必要があります。着任当初、ほとんど証券に関する知識、経験がない状態であり、風土・文化の違いに戸惑いもありましたが、課長としてメンバーとともに営業を推進する中で、日々の、あるいは月の目標を達成したときのやりがいは大きく、これが支店営業の魅力であることを実感しています。

interview 04

今後の目標を教えてください。

私がみずほ銀行に入行したのは、トップを追う立場であり、それが仕事の原動力になると思ったからです。入行のときから現在に至るまで、〈みずほ〉のリテールを日本で一番にするという想いに変わりはありません。これまで銀行営業担当、証券営業担当、銀行支店課長、そして現在の証券支店課長とキャリアを積んできましたが、将来は銀行の支店長、さらに証券の支店長を経験したいと思っています。今後、銀行、証券いずれの支店に配属になっても、「リテール日本一」実現に貢献していきたいと考えています。

  • 成城支店
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