Introduction

リテール・事業法人部門では、個人から法人のお客さままで、お客さま一人ひとりのゴール(目標や展望)に寄り添い、対話を通じた高度な総合資産コンサルティングを提供します。総合資産コンサルティングを通じて、お客さまの最善の利益を追求します。

リテール・事業法人部門の組織図

業務紹介

リテール営業

個人および中小企業のお客さまに対し、資産運用のコンサルティング営業を行います。
株式、債券、投資信託、ラップサービス等の金融商品・投資情報の提供に努めるほか、
みずほ銀行・みずほ信託銀行などのグループ各社と連携し、〈みずほ〉の専門的かつ高度で
幅広い金融サービスを提供しています。

法人営業

事業法人、公益法人、学校法人などさまざまな法人のお客さまに対し、運用商品の提供を通して、
事業以外での収入の確保や保有資産の有効活用をサポートし、お客さまの財務体質の強化・向上へ貢献しています。
また、資産運用以外にも様々な事業課題の解決に向けたソリューション提供のアレンジを、
社内各専門部署及び、〈みずほ〉グループ各社と連携しながら行っています。

プライベートバンキング

超富裕層や企業オーナーなどのお客さまに対し、資産運用、資産管理、資産・事業承継、自社株対応など、
お客さまが抱える問題を的確に把握し、各専門部署と協働しながら解決へと導くコンサルティング営業を行っています。

〈みずほ〉の総合資産コンサルティング

  • リテール・事業法人部門は、フィデューシャリー・デューティー*1の実践を通じ、お客さまの中長期的な金融資産の増大を実現し、お客さまの高い満足度と信頼を獲得することをめざします。お客さま一人ひとりの夢や想い、目標等のゴールに寄り添い、お客さまのニーズを正しく理解し、その実現に向けた解決策として、多様な商品・サービスラインアップの中から最適な商品・サービスをご提供することに取り組んでいます。また、資産運用コンサルティングの軸として、グローバル・エクイティ戦略*2を掲げ、「長期・分散・継続」投資を通じてお客さまの資産運用に関わる成功体験を積み上げることにより、ゴールの実現をサポートしています。
    • *1 フィデューシャリー・デューティー:金融商品の販売、資産管理、運用等を行うすべての金融機関等が負う責務として、お客さまの最善の利益を図るよう誠実・公正に業務運用を行うこと。
    • *2 グローバル・エクイティ戦略:世界経済の高い成長力を取り込むことで、日本の家計資産の偏り(円建て・預金)を改め、豊かさの増進に貢献する戦略。
  • フィナンシャル・プランナー
    資格保有者

    コンサルティング力の更なる向上のため、ファイナンシャル・プランナー資格取得支援をはじめとする。各種施策にも注力。ファイナンシャル・プランナー資格は、リテール・事業法人部門所属社員の約9割が保有。

    リテール・事業本部におけるフィナンシャル・プランナー資格保有者
  • R&I「顧客本位の投信販売会社
    評価」に
    おいて「S+」評価を取得

    投資信託販売に関する顧客の最善の利益を追求した販売運営・取組状況が評価され、R&I「顧客本位の投信販売会社評価」において業界最高評価の『S+』評価を2年連続で獲得。

  • 2021年度「CRMベストプラクティス賞」を
    受賞(5年連続受賞)

    顧客中心主義経営の実現を目指し、戦略・オペレーション・組織の観点からお客さまとの関係を構築し、その成果をあげている企業・官公庁・団体を表彰する「CRMベストプラクティス賞」を5年連続で受賞。

部門総括・拠点総括・
アライアンス推進

01.部門総括

リテール・事業法人部門全体の運営や経営資源配分に関する事項について企画・立案を行っています。また、リテール・事業法人カンパニーの業務戦略に係る事項について、みずほ銀行・みずほ信託銀行と連携し、企画・立案に取り組んでいます。

02.拠点総括

営業部店の運営に係る事項として、表彰制度・目標設定・人員計画・自律的統制等について、企画・立案を行っています。

03.アライアンス推進

提携する金融機関との協業に取り組んでいます。具体的には、楽天証券ホールディングスとの戦略的資本業務提携に基づき、楽天証券との協業推進・経営管理を担うとともに、連携プランの検討・推進等を実施しています。また、地方銀行と提携し、各種金融商品の提供を行う「金融商品仲介ビジネス」や、金融機関からお客さまを紹介いただき、みずほ証券で口座を開設いただく「顧客紹介ビジネス」の役割も担っています。

セグメント企画(個人・法人・
プライベートバンキング)

01.個人

個人セグメントに係る戦略・施策の高度化に向けて、対面・非対面チャネルの一体的な企画立案を行うとともに、お客さま起点の営業スタイルの実現やデジタル活用によるコンサルティング力強化に資する施策の企画立案・推進を行っています。

デジタル活用による対面コンサルティング
高度化への取り組み

お客さまとの永続的な信頼関係構築の実現に向け、 AI・機械学習などのデジタル技術を活用し、 対面コンサルティングの高度化に取り組んでいます。お客さまとのコミュニケーションにおいてデジタル化・オンライン化が加速し、 対面でのコンサルティング機会の重要度が増す中、 より最適な商品を最適なタイミングでお客さまに提案します。今後も、データに基づく科学的かつ合理的な対面コンサルティング高度化を一層推進し、 お客さまの多様なニーズに対する最適な商品・サービスの提供に取り組んでいきます。

デジタル活用による対面コンサルティング高度化への取り組み内容

02.法人

法人セグメントのお客さまに係る営業戦略・施策の企画・立案を行っています。また、法人セグメントにおける、みずほ銀行・みずほ信託銀行との連携施策の立案にも取り組んでいます。

03.プライベートバンキング

みずほ証券ならびにみずほグループの超富裕層や企業オーナーなどのお客さまに対し、適確かつ有益な情報をスピーディに提供するための仕組み作り、既存の枠組みにとらわれない、超富裕層のお客さまに対する戦略とビジネスモデルの確立・強化に取り組んでいます。

営業支援・人材育成支援

01.営業支援

コンサルティング力向上のため、法人・富裕層のお客さまに対する運用提案サポートや、富裕層のお客さまの資産継承・事業継承等のソリューションニーズに対応するための営業活動の支援を行っています。

02.人材育成支援

入社1~2年目の若手社員の育成・戦力化、みずほ銀行からの出向社員の受入時研修、課長のマネジメント力の平準化など、営業店におけるOJTのハブ機能として「総合資産コンサルティング」の土台を築くサポートを行っています。

商品戦略・プロダクト

リテール・事業法人部門が取り扱う商品に関する戦略企画を行っています。商品戦略の策定にあたっては、お客さまの潜在・顕在ニーズ、市況環境予測、規制環境、フィデューシャリー・デューティー、コンプライアンス、他社動向等を踏まえて検討し、商品ラインアップを決定しています。

インフラ・コンプライアンス

01.インフラ(対面チャネル)

支店・営業所・プラネットブースの新設・改廃等に関する企画・立案・実務推進を行っています。具体的には、銀行・信託・証券の一体コンサルティング拠点化の方針に基づく「共同店舗化」の推進や、店舗ネットワークの最適化・再配置に向けた企画・立案を行っています。

02.インフラ(非対面チャネル)

インターネットチャネルである「みずほ証券ネット倶楽部」および「コンタクトセンター」に関する施策の企画・運営管理を行っています。お客さまの利便性向上と営業店での生産性向上に貢献するため、非対面チャネルのサービス強化と対面チャネルとの連携強化に努めています。コンタクトセンターでは、お客さまからの電話を受け、株価照会や注文等の対応を行う「インバウンド業務」、コンタクトセンターからお客さまに電話をかけ、既存のお客さまへのセミナー・商品のご案内や新規のお客さまへのアプローチを行う「アウトバウンド業務」、非対面のコンサルティングサービスを提供する「リモートRM業務」を行っています。

03.インフラ/コンプライアンス(システム・事務)

リテール事業法人部門のシステム・事務にかかる企画・管理を行っています。具体的には、リテール基幹システムや周辺業務システムの管理、制度対応、営業店業務の生産性向上と効率化の実現に向けた取り組みを実施しています。

04.コンプライアンス

「1線の自主的統制」(※)の機能として、関係部と連携し、営業店および本社関係部署の業務運営上の課題把握や改善活動支援等を行いながら、自部署の業務遂行に伴うリスク等を自ら特定、評価、管理、コントロールする取り組みの支援を行っています。また、モニタリングの実施によるリスク事象の発見・指導を行うとともに、管理者から営業社員への指導の支援・補完を行うことで、営業姿勢の改善、営業品質の更なる向上に取り組んでいます。

  • 「3つの防衛線」における1線の定義・役割について
3つの防衛線

〈みずほ〉では、バーゼル銀行監督委員会が公表している「銀行のためのコーポレート・ガバナンス諸原則」で示されている「3つの防衛線」の考え方にのっとり、下図の定義と役割のもと、1線における自律的統制に加え、2線による牽制機能を確保するとともに、独立した3線が内部監査を実施することを通じ、リスクガバナンスの適切性・有効性を確保しています。また、グループの戦略策定、経営資源配分等の役割を担う当社が、主要グループ会社の1線の自律的統制状況を把握し、適切な対応を行う体制を強化しています。

みずほにおける「3つの防衛線」の定義・役割

強み

Point

01

対面・非対面ハイブリッドによる
総合資産コンサルティング

多様化するお客さまのニーズにお応えするため、業界トップの店舗ネットワーク、コールセンターやインターネット(みずほ証券ネット倶楽部)のチャネルもご用意しています。

みずほ証券のネットワーク

国内拠点 北海道・東北6拠点/北陸・甲信越7拠点/関東52拠点/東京92拠点/東海11拠点/近畿37拠点/中国・四国11拠点/九州・沖縄10拠点

(2023年3月末時点)

コールセンター

  • 2021年、「COPC®規格CSP版」の
    認証を5年連続で取得

    米国COPC社より、コンタクトセンター業務において、パフォーマンスの優秀な組織のみが得られる国際基準の品質保証規格を取得。

  • 2021年、HDI「5つ星認証」を
    新たに取得

    HDI-Japanより、サポートセンター国際認定に基づく審査を受け、内外ともに認められる真のビジネスに貢献できるセンターとして認定。

インターネット

パソコンやスマートフォンでのオンライン取引や、
LINE・メール等によるタイムリーな投資情報の提供を行っています。

みずほ証券ネット倶楽部(パソコンサイト)/株アプリ/市況・投信情報(LINE)
  • インターネット取引手数料

    ダイレクトコース*専用の「ネット信用取引サービス」では、信用取引の株式委託手数料を一律無料で提供(諸費用は別途かかります)。また、ダイレクトコースのインターネットでの株式投資信託の取引では、インデックスファンドの購入時手数料をキャッシュバックにより実質無料化。(2022年6月末時点)

    • * インターネットとコールセンターのみ利用可能な取引コース

Point

02

強固なグループ基盤と
お客さま基盤

みずほフィナンシャルグループの中核証券会社として、グループ各社との連携でお客さまのあらゆるニーズに迅速に対応しています。上場企業の約7割と取引があり全国ネットワークを持つみずほ銀行や、遺言信託業務に強いみずほ信託銀行との連携を推進し、より幅広いお客さまのニーズに対し質の高い総合金融コンサルティングを提供しています。

Point

03

銀行・信託・証券シームレスに
質の高いサービスを提供

〈みずほ〉では、銀行・信託・証券の多様な機能を活用できる共同店舗化を推進しています。お客さまのニーズに迅速にお答えできるよう、銀行・信託とのワンフロア化を進めており、法人・個人全てのお客さまに対しワンストップで〈みずほ〉のフルラインコンサルティングサービスを提供できるように努めています。

共同店舗 証券229拠点

トピックス

ミドルリテール 資産導入額1.0兆円/預り資産残高46.5兆円/IPO主幹事件数1位

メッセージ

リテール・事業法人部門ではリテール、プライべートバンキング、法人の幅広いセグメントのお客さまに対し総合資産コンサルティングを展開しています。強固なグループ基盤とお客さま基盤を活かして、グループ各社との連携を通じてお客さまのあらゆるニーズに迅速に対応できる職員の拡充に努めています。みずほグループに所属する証券、銀行、信託銀行の職員を組織を超えて有効活用する一方で、多様な経験や価値観を有するプロフェッショナル人材の採用や未経験の領域を志向するポテンシャル人材の採用にも積極的に取り組んでいます。皆さまもみずほグループの広域なフィールドでビジネスにチャレンジしてみませんか?ご応募お待ちしています。

Recommended Contents

このコンテンツを見たあとは…