Introduction
グローバル投資銀行部門は、資本市場を活用した債券や株式による資金調達や、経営戦略に関わるM&Aアドバイザリー等の投資銀行サービスをグローバルに提供します。高度化・多様化するお客さまニーズに対して、事業戦略や財務戦略への深い理解と産業・業界に対する知見、投資銀行ビジネスの高い専門性を結集・発揮し、オーダーメイドでソリューションを提供することで、お客さまとの戦略的パートナーシップの構築を目指します。
グローバル投資銀行部門は、カバレッジを担当する投資銀行本部と事業法人本部、プロダクツを提供するプロダクツ本部(M&Aアドバイザリー業務、株式・債券引受業務、ストラクチャードファイナンス業務)、債券や株式の発行市場において発行体と投資家間の調整を担当するシンジケーション本部と、部門運営や内部管理総括を担う部門直轄の組織で構成されています。
業務紹介
work 01
カバレッジ業務
多様な投資銀行プロダクツを提供するプロダクツ本部を始め、海外拠点・提携先、
〈みずほ〉グループ各社の機能を集結する組織横断的な総合窓口として、お客さまの業種に関する深い知見を
最大限に生かし、
あらゆるニーズに応じたソリューション提供営業ならびに案件執行を主導する役割を担います。
- みずほ銀行との共通の組織となっており、各インダストリーズグループにおいてグループベースでの戦略を策定し推進しています。
work 02
M&Aアドバイザリー業務
最先端の知識とノウハウを駆使してお客さまの経営戦略に応じたアドバイスを提供し、
国内企業同士のM&A案件のみならず、クロスボーダー案件においても、グローバルベースでアドバイザリーサービスを
提供することにより、業界トップクラスの実績を獲得しています。
M&Aアドバイザリーの強み
- みずほ証券はM&Aアドバイザリーランキングにおいて常に上位に位置するなど、これまでの豊富な実績に裏づけされた経験と
ノウハウをお客さまに提供しています。また、国内最大級の陣容を誇るみずほ銀行産業調査部など、〈みずほ〉が有する豊富な産業知識も活かし、さまざまなニーズに対応しています。 - 〈みずほ〉のファイナンス手法などに関する高い専門性を活かし、M&Aアドバイザリー業務だけではなく、資金調達などのM&Aに付随するサービスを総合的に提供することができます。お客さまに対するM&Aや事業再生に関する最適なアドバイスを提供し、お客さまの長期的な成長を幅広くサポートしています。
- 東京にクロスボーダー専門部署を設置するとともに、ロンドン、ニューヨーク、香港、シンガポール、ムンバイなどの各拠点にプロフェッショナルを配置し、グローバルベースでサービスを提供しています。北米トップランクパートナーなどと提携し、お客さまへの情報提供を増やすとともに、大型案件にも対応できる体制を構築しています。
- 欧州
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- ●みずほインターナショナル
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本社:ロンドン
有価証券の引受け・販売および売買、
M&Aアドバイザリー業務等 - ●みずほセキュリティーズヨーロッパ*1
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本社:フランクフルト
有価証券の引受け・販売および売買等
*1 みずほインターナショナルの100%子会社
- 北米
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- ●米国みずほ証券*2
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本社:ニューヨーク
有価証券の引受け・販売および売買、先物取引仲介業務、
M&Aアドバイザリー業務等
*2 資本関係は米国銀行持株会社米州みずほLLC傘下 - ●みずほセキュリティーズカナダ*3
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本社:トロント
有価証券新規発行に関する助言および有価証券の引受け
*3 米国みずほ証券の100%子会社
- アジア
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- ●みずほセキュリティーズアジア
-
本社:香港
有価証券の引受け・販売および売買、
投資顧問業務等 - ●みずほセキュリティーズシンガポール
-
本社:シンガポール
有価証券の引受け・販売および売買、
M&Aアドバイザリー業務、先物取引の取次ぎ・清算業務、ウェルスマネジメント業務 - ●みずほセキュリティーズインディア
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本社:ムンバイ
海外資金調達・M&A等の斡旋および紹介
- ■北京駐在員事務所
-
情報収集等
- ■上海駐在員事務所
-
情報収集等
M&A公表案件
件数
2位
M&A公表案件
(2021年4月1日~2022年3月31日)
work 03
キャピタルマーケッツ業務
(債券引受業務/株式引受業務)
債券引受業務では、市場環境と発行体のニーズをとらえた提案力、投資家の需要を的確に反映したプライシング能力や
市場変化への迅速な対応力、強力な債券販売力等により、業界ナンバーワンの評価をいただいています。
株式引受業務では、卓越した株式引受ノウハウの活用と国内外での強力なエクイティ販売力等により、大型の主幹事案件を着実に獲得し、業界トップクラスの実績をあげるとともに、株式上場を展望されるお客さまを幅広くサポートする
株式上場支援業務を行っています。
国内公募債総合
金額
1位
国内公募債総合
(2021年4月1日~2022年3月31日)
内外エクイティ総合
金額
4位
内外エクイティ総合
(2021年4月1日~2022年3月31日)
キャピタルマーケッツの強み
- 東京-ロンドン-香港-ニューヨークの四極運営によるグローバルな案件執行力に基づく引受け、各地域における、みずほフィナンシャルグループの顧客基盤を最大限に活用した円滑なプレースメントを行います。
- お客さまにファイナンスをご提案・執行するオリジネーションと、発行条件を決定するシンジケーションが密接に連携し、
間断なく変化するマーケット環境に機動的かつ柔軟に対応します。
work 04
ストラクチャードファイナンス業務
不動産や金銭債権など、幅広い資産の流動化を取り扱うストラクチャードファイナンス業務は、
名実ともに日本の証券化市場におけるフロントランナーであり、高い実績と評価を獲得しています。
ストラクチャードファイナンス業務の強み
- 本邦一の実績を誇るプロフェッショナル集団であり、設計から販売連携までのコーディネートを同一チームが責任をもって担当し、お客さまのニーズに併せたオーダーメイド型の多彩なソリューションを提供します。
総合ABS主幹事
金額・件数
1位
総合ABS主幹事
(2021年4月1日~2022年3月31日)
work 05
シンジケーション業務
株式・債券に加えて、証券化商品やノンフロープロダクツ等、引受・募集・プライシング等の業務を推進するとともに、
国内外の投資家ニーズを起点とした商品の企画・開発にも関与します。プライマリー市場とセカンダリー市場の結節点
として、ホールセールビジネスの全体を拡大すべく、全部門へのサポートを企図し、良質の商品提供を継続していきます。
トピックス
2021年度の案件トピックス
当社は高度化・多様化するお客さまニーズをふまえ、オーダーメイドでソリューションを提供しています。
dcm
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eneos hd
劣後債
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3,000億円
2021年6月
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jica
ソーシャルボンド(ジェンダーボンド)
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200億円
2021年9月
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東京ガス
トランジションボンド
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200億円
2022年2月
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ecm
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すかいらーくグループ
グローバルオファリング
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449億円
2021年6月
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ヒューリック
グローバルオファリング
-
1,020億円
2021年10月
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日本郵政
グローバルオファリング
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8,431億円
2021年10月
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m&a
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昭和電工
蓄電デバイス・システム事業・譲渡案件
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2021年7月
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hikky
NTTドコモからのシリーズA資金調達
(スタートアップにおける資金調達支援) -
2021年11月
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村田製作所
米Resonant社の買収
(クロスボーダーM&A) -
2022年2月
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サステナブルファイナンスに関する取り組み
日本のサステナブル・ファイナンス市場は急激に成長しており、2021年度のSDGs債発行額は、2.3兆円にまで拡大しました。そのような中、みずほ証券の2021年度のSDGs債引受額は6,973億円で2019年度以降、国内公募SDGs債引受シェア3年連続1位を維持しています。
また、国内初案件や先進的・波及的な案件のストラクチャリングを手掛けるなど、サステナブル・ファイナンス市場拡大に貢献する取り込みが高く評価され、数々のアワードも受賞しています。
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