リテール・事業法人部門
東京法人第二部 次長
森本 浩太Kota Morimoto
2022年入社
- 経歴
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- 2006年~2012年 大手証券会社
- 2012年~2017年 同社・金融法人部
- 2018年〜2021年 同社(統合で社名変更)・東京金融法人部
- 2021年~2022年 同社・支店法人部
- 2022年〜 みずほ証券株式会社 東京法人第二部
- 経験・スキル
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- 地域金融機関への営業
- CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)
- 志望動機
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自身のキャリア見直しと市場価値の確認のため、転職を決意。エージェントから紹介されたみずほ証券は、「One MIZUHO」というスローガンの下、「銀・信・証」の連携を業界に先駆けて進めている点、またグループ各社で人事交流が盛んなことから、前職では経験し得なかった新たな業務にチャレンジできると考え、入社を決めました。
どんな業務を担当されていますか。
地方銀行や信用金庫、信用組合、労働金庫、農業協同組合などの地域金融機関のRM(リレーションシップマネージャー)として営業活動を行っています。具体的には担当先の財務諸表の分析やヒアリングによってポートフォリオの内容を把握し、今後お客さまが直面する課題や問題点を考え、最適なポートフォリオ構築のための運用提案を行っています。事業法人は、多くの場合余剰資金で運用しますが、金融法人の運用はそれとは異なります。融資による収益確保が厳しい環境の中、金融法人にとっての運用は収益を生み出す源泉の一つであり、常に真剣勝負。したがって私たちの提案も、十分に先方が理解・納得できるだけのクォリティの高さが求められます。
その中で私のミッションは、お客さまが当社と取引しやすい環境をつくること。数多くある国内外証券会社の中でいかに当社のプレゼンスを上げ、お客さまからファーストコールをいただくか。そのためには、真摯できめ細かな対応や的確なフォロー、お客さまとの密なコミュニケーションなどを積み重ねて信頼を得ることが欠かせません。その信頼関係構築が、自身の最大の役割だと思っています。その過程で自分が描いたシナリオで最終的に成約し、お客さまに感謝された際にやりがいを感じます。
これまでのキャリアは活かせていますか。
また、心掛けていることは何ですか。
私は前職から起算すると11年間地域金融機関向けセールスとして、様々な地域の金融機関を担当してきました。この間に培った知見はそのまま今の仕事に活かせています。お客さまごとのニーズに合わせた有価証券運用提案、投資信託の組成、仕組債・仕組みローン等の提案を行う中で、商品知識、財務や金融規制の知識、社内外部署とのコミュニケーションなど、多くのことを学んできました。この経験は自身の仕事の引き出しを増やすことに繋がり、今の業務を遂行する上での財産であり、武器だと思っています。
前職も現在も、RMの仕事は、オーケストラの指揮者のようなものだと思っています。指揮者として良い演奏(提案)を行うために、演奏家(役員、上司、関係部署メンバー)や楽器(商品、ソリューション)をどのように使えば、成約という最良の結果を生むか。それを常に考えて行動しています。
みずほ証券に入社して
感じたことは何ですか。
一つは、私を含め様々な出自の社員が共存しており、お互いを尊重しながら高め合っていることです。歴史あるみずほフィナンシャルグループの土台を活かしながら、新しい文化を受け入れる懐の深さがあると感じました。また、前職で提案活動を行っていた際に、競合先として常に名前が挙がるのがみずほ証券でした。時には競り負けることもあり、みずほ証券には優秀なセールスがいるなと、一目置く存在でした。実際入社してみると、事実、優秀な社員が多く、若手が活躍しているのが印象的でした。証券業界のセールスは厳しい側面もありますが、一方でみずほ証券には人を大切にする、若手を育てるという文化が根付いていると感じています。
私の前職は、歴史ある証券会社でしたが、みずほ証券はそれらの成熟した証券会社とは異なり、まだ発展途上。それはすなわち、高いポテンシャルを秘めているということであり、チャレンジしがいのある環境です。様々な背景を持った社員が創意工夫して生み出したアイデアを具現化することで、当社のプレゼンスはさらに高まると確信しています。その一翼を担えることは、私自身のモチベーションの一つになっています。