why なぜ、私はみずほ証券を
選択したのか。

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もともと人と接するのが好きで、お金という形はなくとも人にとって大事なものを扱うことに興味を感じて、就職活動では金融業界の営業職を志望しました。その中で証券業界を選んだのは、資産運用を必要だと思っていない方に価値を知っていただき、自分を必要としてもらう仕事であり、その過程において自身が成長できることに無限の可能性を感じたからです。また、みずほ証券に入社を決めたのは、社員の方たちの姿や話から、お客さま一人ひとり、社員一人ひとりを大切にする風土が根づいていると感じたからでした。私は合併前に入社したのですが、そうした風土は今もしっかり受け継がれていると思います。
証券営業の楽しさとやり甲斐は、入社前の想像を超えるものでした。最初に配属された渋谷支店での個人のお客さまの新規開拓では、なかなか成果が出ず苦しい思いもしました。しかし、訪問から戻ると、いつも先輩たちがその日の活動内容の聞き役となり、次につながるアドバイスをしてくれました。2年目に入ると徐々に成果が出始め、お客さまから信頼され投資の相談を受けるようになり、入社前に期待していたこの仕事の醍醐味を実感できるようになりました。

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what 私は日々、何を原動力に、
何に挑んでいるのか。

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17年在籍した渋谷支店で課長を任されるまでになり、その後、支店長として平塚支店で2年、吉祥寺支店で4年の経験を積み、2022年4月から浦和支店の支店長を務めています。平塚で業務を引き継いだとき、当時の上司から言われた「支店メンバーの家族の人生も背負うことになる」という言葉が今も忘れられません。支店の業績が部下たちの評価につながり、生活にも影響を及ぼすという、支店長が担う責任の重さを教えてくれたのです。当初は自分のデスクで部下の電話連絡や帰社後の報告を待つのが不安で、何かと同行営業を申し出ていました。「『お宅の支店長はいつも自転車で走り回っているね』とお客さまに言われるのでやめてほしい」と、部下に諭されたこともありました。その後「任せるところは任せる」という切り分けはできるようになりましたが、今も地域のお客さまや営業担当者たちを理解するため、現場を見ることは大事だと考えています。
支店メンバーのパフォーマンスを最大化し、支店の業績を最大化することが支店長の重要な役割だと思いますが、浦和支店の営業担当には入社6年目までの若手が多く、それぞれの伸びしろをどこまで伸ばせるかが、今の私の原動力になっているのは間違いありません。若手の発想から学ぶことも多く、各人の考えや個性を尊重しながら、支店を率いる責任者として「皆で何を目指すのか」というゴールイメージの共有を図るよう心がけています。

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when 私はどんな瞬間に成長し、
達成感を享受するのか。

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ここ数年、みずほグループは総合力の更なる強化と発揮を目指しており、支店長にもその動きをリードする役割が求められていると感じます。浦和エリアでは、私が支店長に就任したのと同じタイミングで、みずほ銀行の支店長と法人部長も入れ替わっており、新顔同士で情報交換をもっと密にしようと、信託銀行も含めた定期的なミーティングを始めました。そうした活動の中から、大きな取引も生まれています。きっかけはそのミーティングからもたらされた、ある上場企業のオーナーの方が自社株の売却により数百億円規模の現金資産を得るとの情報でした。その方はみずほ証券には口座をお持ちでしたがほとんどみずほ証券とはお取引がなかったため、私が先頭に立ってアプローチをすることとしました。銀行でRM(リレーションシップマネジメント)が進んでいたことからスピーディーな対応が可能になり、銀行もみずほ証券も大きなお取引を始めることができました。この間には本社の支援部などにも色々な形で協力してもらい、みずほ証券としての総合力を実感する経験にもなっています。

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how 私は将来どう挑み、
実現するのか。

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人的資本経営でCS(顧客満足)やES(従業員満足)の向上を図り、浦和支店をもっと大きな支店にするのが当面の目標です。私自身、これまで常にモチベーションを高める適切な機会を周囲から与えられてきたと感じます。お客さまでも社員に対してでも「人を大切にする」風土はみずほ証券の魅力であり、私も部下と喜怒哀楽を共にし、部下たちの成長を後押しできる支店長でありたいと思っています。まだ一担当だった頃、リーマンショックによるマーケットの混乱で運用がうまくいかず、お客さまへの説明に課長に同行してもらったことがありました。お客さまからはかなり厳しいことを言われた帰り道、近くの公園に立ち寄って缶コーヒーを飲みながら一休みしているときに課長が私に発した言葉は、「これからどんな対応・提案をしていこうか」という前向きな問いかけでした。常に前を向き、担当者と同じ目線で解決策を考える。課長であれ支店長であれ、そんな上司でありたいと考えています。
まだ短い期間ですが支店長を務めてきて、浦和は非常にポテンシャルの高いエリアということが分かってきました。今いるメンバーの力を高め、業績を向上させて人員を増強するという好循環に向かえば、社内でトップクラスの支店に成長できる可能性は十分あると信じています。

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