why なぜ、私はみずほ証券を
選択したのか。

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私は大学院では「生物物理」と呼ばれる分野を専攻していました。たとえば、筋肉がどのようなメカニズムで動いているのか、タンパク質の働きを解析し明らかにしていく研究でした。しかし就職活動においては専攻、あるいは理系ということにこだわらず、幅広い業界・業種にアプローチしました。就活を進め業界を研究していく中で、金融業界は想像していた以上に、理系と関連が深いことに気付きました。私が大学・大学院を通じて広く物理学を学びましたが、物理学の法則をベースにマーケットの動きをとらえるなど、今まで培ってきた知見と金融の関係性に興味を抱きました。たとえばマーケットの激しい価格変動を物理の法則を用いて表現してみるなどの関係が存在しています。そうしたマーケットへの興味から証券会社に惹かれました。みずほ証券は、社員の方々の話を聞く中で、その人柄や雰囲気から楽しく働くことができそうなこと、様々なことに挑戦できる環境があることで入社を決めました。

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what 私は日々、何を原動力に、
何に挑んでいるのか。

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私は入社後の5年間、グローバル投資部門のデットキャピタルマーケットにて、債券の引受業務を担当していました。プロダクツサイドは、実際に案件を執行する役割を担っており、債券引受は債券発行によってお客さまの資金調達ニーズに応える業務です。発行まで投資家を訪問し債券の魅力を訴求したり、お客さまと金利等の条件を議論することで債券発行まで進めていきます。こうした案件執行には当然多彩な知識が必要になりますが、この5年間で最も吸収したのは相手の考えや想い、あるいは性格等を見極めて、相手を理解して人間関係を構築することの大切さでした。現在の担当業務はカバレッジと呼ばれるもので、いわば投資銀行の営業担当であり、お客さまの最前線に立つ仕事になります。私は、主に化学セクターを担当していますが、お客さまへ提案を行う上では、単に金融の知識を身に付けているだけでなく、お客さまの業界全体についても理解をし、またお客さまの置かれている状況や環境を把握して会話を深めるということが必要になってきます。しかしそれは非常に難しいことです。お客さまと一緒に最後まで案件を成し遂げたいという想いを原動力に仕事をしています。日々が挑戦です。

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when 私はどんな瞬間に成長し、
達成感を享受するのか。

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これまでのキャリアで自身の成長の実感や達成感を得たのは、やはり5年間在籍したデットキャピタルマーケットに所属していた時代です。入社間もない頃や初めて担当を持ったときはお客さまとどのように会話していいのかもわからず、自分には何もできないと痛感する日々でした。後押ししてくれたのが周囲の環境です。みずほ証券には「人を育てる」という文化・風土が培われています。私が新人時代にも経験する場、チャレンジする場を与えてもらえましたし、若手なりに裁量を持った仕事を任せてもらいました。お客さまとの接し方も先輩の方法を見て学び、実際に自分の行動として経験を積むことで案件が成就するという流れが生まれたと感じています。お客さまと良い関係を築くために、わからないことや悩みがあれば相談し、貴重なアドバイスもいただきました。当時担当していた債券引受という案件の執行は、知識だけでは成し得ません。債券発行体と投資家の間に立ち、それぞれとの強い関係性を築いていくプロセス、それによる案件成就に確かな達成感を感じました。

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how 私は将来どう挑み、
実現するのか。

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現在所属している部署は、異動してから日が浅く、まだまだ学ぶことがたくさんあると実感しています。プロダクツからカバレッジへ、それは私にとって新たな挑戦であり、次の成長に向けたステップになると思っています。まずは、その知識を身に付け、引き出しを多く備えることでお客さまと議論をしつつ、提案を進めながら案件の成就に向けて邁進したいと思っています。一方、知識だけではどうにもならない側面もあり、お客さまから信頼され、良い関係を構築することは、プロダクツ担当時代と同様に非常に重要であると痛感しています。最近感じているのは、カバレッジ業務は、知識やスキルに加え、「人間力」ともいえる人としての魅力が必要であることです。また主体性を持ち、やり切るという覚悟も求められます。お客さまとみずほ証券のフロントに立つカバレッジ担当として、「人間力」を磨きお客さまから確かな信頼を得る、一人前のカバレッジバンカーになることが当面の目標です。

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