なぜ、私はみずほ証券を
選択したのか。
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就活の軸としたのは、専門性を身に付けたいということでした。将来、専門性を自身の強みとしてキャリアを築きたいと考えたからです。その観点で、様々な業界を検討する中で、金融業界に興味を抱きました。幅広い業界・人に関わることで視野が広がり、自身の成長にも繋がると感じたのです。当時証券業は、株券が電子化され、また「貯蓄から投資へ」という動きが頻繁にメディアでクローズアップされている変化の時期でした。私が最初に証券と聞いて思い浮かべるのは株の売買だけでしたが、証券会社の多岐にわたるビジネス・経済における役割を知り、専門性を身に付けられる環境であると感じたのです。みずほ証券に決めたのは、銀行系ならではの多様な顧客層、グローバルに展開するビジネス等、まさに経済の根幹を支える役割を担っていると感じたからです。加えて、会社説明会で触れた社員の方々が穏やかで親しみやすい雰囲気があり、自分に合う社風と感じて入社を決めました。
入社後、支店でリテール営業を3年経験し、アジア営業推進本部(当時)に異動、その後投資銀行部門とIPO(新規上場)等の審査を担う引受審査部等を経て、2022年に現在のトランザクションマネジメント部に異動し、国内債の引受に係るドキュメンテーション業務を担当しています。
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私は日々、何を原動力に、
何に挑んでいるのか。
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現在、企業や自治体等が資本市場において債券発行により資金調達する際に必要となる、開示書類等の作成のアドバイスを行っています。これらは、金融商品取引法、会社法、マーケットプラクティス(市場慣行)等に沿って行われるもので、高い堅確性が求められる業務です。一般に、国内公募債の開示書類は、主に募集要項等の証券情報等からなり、それら開示要件を充たすことで、発行登録制度のもとでは機動性のある資金調達が可能となります。投資家においては重要な投資判断材料の一つであり、正確な作成・開示が求められます。
みずほ証券は国内公募債引受において非常に高いプレゼンスがあるため、多彩な案件を通じて質の高い情報・蓄積されたノウハウに触れることができます。それはとても刺激的であり、モチベーションを維持する大きな力となっています。お客さまからの信頼に応えるためには、常に高い水準のアウトプットが必要です。そのため、担当するドキュメンテーションの細部にわたる確認とともに、どのような状況下においても、それぞれの案件に迅速かつ正確に対処することが求められます。一つ一つ着実に丁寧な対応を積み重ね、質の高いドキュメンテーションを提供することで、そうした信頼に応え続けていきたいと考えています。
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私はどんな瞬間に成長し、
達成感を享受するのか。
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私のキャリアにおける転機は、入社3年目、新設されたアジア営業推進本部への異動でした。当時支店でリテール営業に従事していたため、突然の異動に不安も感じましたが、新たなチャレンジへの期待感もありました。アジア営業推進本部は、香港を中心にアジア地域の営業体制を強化するために発足した部署でした。私は海外拠点との連携による施策の立案や資料作成、マーケットデータの分析やレポート作成、地域会議のサポート等に関わり、それまでのリテール営業とはまったく異なる業務から、多くの知見を得る機会に恵まれました。私にとってすべてが挑戦でしたが、単に新しい業務に就き新しい知識を吸収することができただけでなく、「当事者意識」を持って取り組むことの大切さを学ぶことができたと感じています。また、経営直轄の組織であったことから、身近で経営層の考えに触れることができたのも大きな学びの機会となりました。
その後投資銀行業務管理部(当時)では、海外全般の投資銀行ビジネスを対象とした各種企画管理業務にも触れ、視野が広がった実感があります。引受審査部では、上場企業の資金調達やIPOに関する審査を担当、現在の業務にも通じる知見を得られたと感じています。
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私は将来どう挑み、
実現するのか。
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現在の部署に着任して1年が経ちました。私にとって、これまでのキャリア同様に新しいチャレンジでしたが、既に多くのことを学んでいると感じていますし、これまでの業務経験がとても役立っていると感じています。今後も更に知識を深め、専門性を高めていきたいと考えています。そのためには一層の経験を積むことが不可欠であり、当面の目標は、実務を通じて得た知識を基に、対応の質を高めつつ、担当プロダクツの範囲を広げていくことです。そうして、担当案件において頼りにされる存在となれるよう、常に学び続ける姿勢を大切にしたいと考えています。
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