why なぜ、私はみずほ証券を選択したのか。

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大学時代に国際系の学部に所属し留学を経験したことや、学生生活で文化祭運営に携わったことから、「国際色豊かな環境で働く」「人を支える仕事」の2つの軸をもって就職活動を進めました。当初は幅広く業界を見ていましたが、企業研究や自己分析を進めるうちに、変化が激しくダイナミックなマーケットに身を投じることができる環境に惹かれ、証券業界を目指すように。その中でも、プロである機関投資家と接することで専門性を究めることができる仕事に魅力を感じ、グローバルマーケッツ部門に興味を持ちました。
そして、みずほ証券のインターンシップに参加。株式・債券をはじめ多様な商品・サービスを機関投資家に提供するフロアで実務を見学し、マーケットの臨場感を肌身で感じました。さらにグローバルで多様性に富んだ環境、風通しの良い雰囲気、若手でも裁量権を持って活躍している姿に感銘を受けました。デスクローテーションをしながら数十人の社員の方とお話しする機会をいただき、一人ひとりが活き活きと自分の仕事に誇りをもって働いている姿を見て、この人たちと一緒に〈みずほ〉の一員として働きたい、という思いが強くなりました。ご縁があって入社が決まったときは大変嬉しく思ったことを覚えています。

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what 私は日々、何を原動力に、何に挑んでいるのか。

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現在、エクイティ本部のエグゼキューションサービス部に所属し、主に国内外の機関投資家やヘッジファンドのお客さまを対象に、日本株のセールス&トレーディングを担当しています。入社以来、電子取引サービスを専門に提供するチームに所属し、主にお客さまのアルゴリズム取引注文の執行サポートや関連サービスの提供を行っています。アルゴリズム取引とは、コンピュータシステムが株価や出来高などのマーケットの動向を判断して、自動的に株式売買のタイミングや数量を決めて注文を繰り返す取引のことです。したがって、アルゴリズム取引では、高度なテクノロジーを駆使して、注文執行に必要なデータ取得、執行判断、執行アクションなどがシステム化されています。実際に取引を行う際は、お客さまにアルゴリズム戦略方針やパラメーター指定を行っていただく必要があります。そのためお客さまがアルゴリズムの最適な活用ができるよう、お客さまのニーズ、特に執行方針や戦略を深く理解した上で、的確な情報提供やアドバイスすることが、私の役割です。
エグゼキューションとは「執行」を意味しますから、執行基盤の提供はもちろんのこと、お客さまのニーズにあわせた有用な情報とデータ提供や、取引執行分析などのコンサルティングサービスの重要性も増してきています。そのため同じ部内の他チームとの協力体制やITなどシステム関連部署などとの密な社内連携も必須となっています。部署横断的にみんなで力を合わせて取り組んだ結果、お客さまにご満足いただけるサービスを提供できた時、やりがいを実感します。

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when 私はどんな瞬間に成長し、達成感を享受するのか。

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入社2年目の途中で、直属の上司が退職したことがキャリアの大きな分かれ目になったと感じています。4~5人と少数精鋭のチームの中で、入社時からインストラクターとして右も左もわからない私を指導し、業務面でも精神面でも支えてくれた先輩の存在は大きく、退職の話を聞いたときは、重要なお客さまを担当されている先輩がいなくなってしまうことへの不安でいっぱいでした。2年目の私が先輩と同じようにできるのだろうか、お客様は失望しないだろうかというプレッシャーもあり、逃げ出したくなる瞬間もありました。電子取引サービス(アルゴリズム取引)は自動的に売買を執行しますから、お客さまとの接点はそう多くありません。その中でどうやって付加価値を生み出していくか。そのためにはお客さまの気持ちになって考える、こまやかなケアを継続する、デイリーの丁寧なカバレッジを積み重ねていく等々、お客さまの要望に応える取り組みを実践していきました。
さらに、チームメンバーや部署の方々の手厚いサポートはもちろん、お客さまからも、ご迷惑をかけてしまうことが多々あったにもかかわらず大変よくしていただき、社内だけでなく社外からも育てていただきました。業界経験が長いお客さまも多くいらっしゃるため、会話をさせていただくだけで勉強になったり、新たな視点に気づかされたり、セールストレーダーの楽しさと奥深さを知ることもできた、いい成長の機会だったと思います。周囲のみなさまに支えられてあっというまに5年目となり、任される分野も以前に比べて増えましたが、感謝の気持ちを忘れずに日々精進していきたいと思っています。

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how 私は将来どう挑み、実現するのか。

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現在は周りの環境に恵まれ、就職活動中に思い描いていた理想の職場で働くことができています。今後のキャリアビジョンは、ライフイベントにも左右されると思いますのでまだまだ未知数なところもありますが、根底には「求められ続ける存在であり続けたい」という気持ちがあります。〈みずほ〉という大きな看板を背負っているからこそ、今のお客さまとの関係があります。決してその事実を忘れずに、もう一段階上の、「松浦だから」注文をいただけるセールストレーダーに成長していきたいと考えています。
エグゼキューションサービス部では、私が所属する電子取引チームだけでなく、セールストレーダーを介した計らい注文(取引の条件を設定しその範囲内で担当者の裁量に任せる注文売買)を行う「ハイタッチチーム」とも協働してお客さまに最適な執行サービスを提供しています。アルゴリズムの理解を深める一方、計らい注文の知見も吸収することで、エグゼキューションのプロフェッショナルとしての専門性を究めていきたい。さらに将来的には、当社のビジネスがグローバルで大きく飛躍するための一翼を担いたいと考えています。また、セールストレーダーは女性社員が少なく、自身がロールモデルとなれるような働き方を実践していきたいとも思っています。

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