なぜ、私はみずほ証券を選択したのか。
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教員になり社会の役に立ちたいと考え、教育実習も済ませていました。そして就職を強く意識する時期になり、低金利環境のため個人の資産形成が預金に頼れなくなったにも関わらず、投資の方法がよくわからないという人がたくさんいることを知りました。金融業界でも社会貢献できることに気づき、同時に自分の力を試してみたくなりました。みずほ証券はみずほ銀行ロビー内でフルラインの証券サービスを利用いただける「プラネットブース」を開設しています。「銀行・信託・証券」の連携は、お客さまにとって大変利用しやすい形だと感じ、金融業界で働くのなら〈みずほ〉というイメージを持ちました。最終的に証券会社を就職先としたのは、会社説明会で証券業務が低金利の日本経済を支えることを知り、そこに興味を持ったからです。
そして支店訪問で、プラネットブースで働く入社3年目の社員と出会い、その方がとても魅力的で活き活きと仕事をしている姿を見て、入社を決意しました。周囲からは、証券営業の厳しさも指摘されましたが、どの業界であろうと仕事は厳しいものであると思っていましたし、ダイナミックに動くマーケットに触れることのワクワク感が大きく、期待感を持って入社しました。実際、入社後約5年間従事したリテール営業は、大変だったことも勿論ありましたが多くのお客さまとの出会い・交流を通じて、「楽しかった」という実感があります。
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私は日々、何を原動力に、何に挑んでいるのか。
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支店勤務後、人事部で採用サポート業務に従事。そのとき、これからの自分のキャリアを考え、一定分野の専門性を身につけたいと思いました。その希望が叶い、現在の債券セールス部門に異動。債券のセールスを担当して、間もなく10年目を迎えます。私が担当しているお客さまは「適格機関投資家」と呼ばれる投資家。金融商品取引法に定められたいくつかの「プロ投資家」の類型のうち、最も上級のプロ投資家に分類され、主に金融機関のお客さまをメインとしています。お客さまのニーズに合った債券をご提案し、売買のご注文をいただくことが私の役割。債券は期間や利率を含めると数多くの種類があるので、お客さまが何を望まれているかを的確に把握し、最適なご提案ができるように努めています。
私の仕事において重要なことは、債券投資の知識や市場動向の正確な把握はもちろんのこと、お客さまの投資意図を正しく知ることが何より大切になります。運用の環境は刻々と変化しますから、お客さまの考えや判断にも揺れや変化が起こります。特に金融政策の転換などのイベントが起こると、お客さまの考えにも大きな変化が起こる場合が少なくありません。国内のみならず米国をはじめとしたグローバルでどのような変化が起こり、それが何をもたらすのか、スピード感を持ってお客さまに情報提供し、提案していくことが求められます。それら提案が良い成果につながったときが、次に向かう私の原動力です。
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私はどんな瞬間に成長し、達成感を享受するのか。
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成長を実感した最初のターニングポイントはリテール営業時代、〈みずほ〉が進める「銀証連携」ビジネスの担当になったときです。「銀証連携」ビジネスの基本は、みずほ銀行のお客さまをみずほ証券に紹介していただくという形で進みます。店内での応対のほか、銀行の支店長と一緒にお客さまを訪問することも私の役割でした。私はみずほ証券の代表ですから、投資のご相談はすべて私が引き受けなければなりません。お客さまのお力になれるよう少し背伸びをして頑張ったこと、一営業担当以上に裁量を持たせてもらったことで、運用のプロとしての自覚・責任感が強くなり、成長を実感しました。
現在の部門への異動後、最初のうちは分からないことが多かったのですが、お客さまからの難しいご質問にもめげることなく、しっかりと調べてお答えすることを積み重ねた結果、徐々に知識が増えていき、お客さまに自分の見通しを端的にお伝えする力がついてきました。その間、当初の目的であった専門性を身につけ成長できたと感じています。また、現在はかつてに比べて扱えるプロダクトの数が増え、お客さまに提供するソリューションの幅も広がってきています。たとえばお客さまのニーズに応じて、デリバティブを組み込んだ債券や海外企業の社債の提案など、複雑かつ高度な提案が求められています。それらの提案で、お客さまに喜んでいただいたとき、大きな達成感があり自身の成長を実感します。
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私は将来どう挑み、実現するのか。
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マーケット環境が常に変化します。知識を吸収することに終わりはなく、未だに勉強すべきことがたくさんあるのが、この仕事の厳しさであり、また魅力であると感じています。今の部署に配属されてから現在まで、常に追求してきたのは、お客さまから頼られる存在になること、困ったときに相談してもらえる存在であることです。そのため、「昨日の自分」をどんなに小さなことでもいいから「今日は超えたい」と考えて業務に取り組んできました。だから自分の提案したアイディアをお客さまが取り入れてくれたときや、お客さまの困りごとに対して役に立てたときが、この仕事の大きな喜びです。
今は、国内投資家向けの営業を担当していますが、日本のマーケットはグローバルな環境に影響を受けていますし、お客さまのニーズも多様化する中、今後はよりグローバルな広い視野、高い視座を持って、証券ビジネスに取り組んでいきたいと考えています。たとえば、海外の新しい発行体を一からアレンジし、投資家に魅力ある債券を提案する。国内のプロダクトだけでなく、グローバルのプロダクトも視野に入れ、新たな分野にチャレンジしていきたい。そのためにも必要とされる、語学スキルの向上に力を注いでいます。当社は、私が部署異動を実現できたように、チャレンジできる環境が整備されています。自身で道を切り拓くことができる、それがみずほ証券です。
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