なぜ、私はみずほ証券を選択したのか。
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私は大学生の時から株式取引を行っており、世界中の政治・経済のニュースが株価に影響を与え、マーケットが日々変化するダイナミズムに魅力を感じていました。株式取引は奥深く、難しさもありますが、だからこそ面白いと感じ、株式投資に携わる仕事がしたいと思うようになりました。株式に関わる仕事はいくつかありますが、就職活動を進めていく中で強く惹かれたのがアナリストです。個別銘柄を深く調査・分析する業務は、自分が求めていたものであり、「自分の名前」で仕事ができる点にも惹かれました。新聞にもアナリストが書いたレポートが掲載されますからね。以来、アナリストを目指して就職活動を進めました。
みずほ証券を選んだ決め手は当時のアナリストランキングで1位を獲得していたことです。傑出したアナリストが多数在籍し、そのような方々の議論に最前線で触れながら学べる環境があれば、アナリストとして成長できると確信しました。
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私は日々、何を原動力に、何に挑んでいるのか。
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私が所属しているエクイティ調査部では、主に日本株に関するリサーチ業務を行っています。その中でも、私自身はヘルスケア・サービスセクターの個別株を担当しています。個別株の分析では、企業の財務状況・事業戦略などの情報に加え、経済・政治情勢の動きや時代のトレンドなども幅広く調査します。蓄積した知見をもとに、株価の動向を予測し、投資家へ個別銘柄の提案を行います。
アナリスト業務の基本となるのは「アナリストレポート」で、その作成にあたっては、文章力やプレゼンスキルが必要となるため、アナリストには複合的な知見や能力が求められます。そんな中でもアナリスト業務の面白さの一つは、自分の分析や判断が成果として可視化されることです。アナリストの評価は主にお客さまからの評価によって決まり、その結果がアナリストランキングといった形で外部に公表されます。自分の努力が形になって表れることが、日々のモチベーションにつながっています。

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私はどんな瞬間に成長し、達成感を享受するのか。
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アナリストランキングといった形で外部に公表されるということは、常にアナリスト同士の競合があるということです。アナリストが推奨した銘柄で利益が出れば確かに評価は上がりますが、アナリストの評価はそのような定量的なものに限りません。他社のアナリストとの差別化は、市場の一歩先を読んだ「情報」にあると私は考えています。先を読むためには、まだ織り込んでいない情報や、今後大きく影響を与えそうな情報を分析する必要があります。そのため、膨大な情報の中から必要な情報を見極めて徹底的に分析し、価値ある情報を提供することを常に心がけています。
以前、私にとって馴染みのなかった人材サービス業界の調査レポートを担当したことがあり、1年の時間をかけて調査・分析を進めていました。投資家への情報提供で注力したのは、人材サービスの新しいトレンドにフォーカスし、マーケットにまだ届いていない情報を提供すること、そして情報をつなぎ合わせて新しい切り口・視点を提示することでした。私は、人口減少・少子高齢化といった大局的な視座から、人材サービス業界の将来的見通しや可能性、今後の成長のために必要とされる変化などを分析し、発信しました。その結果、多くの投資家の方々から反響をいただき、自身の成長を実感しました。
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私は将来どう挑み、実現するのか。
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お客さまから高い評価をいただいたときや、前年に比べてアナリストランキングが上昇ときなどに達成感を感じます。加えて、お客さまや事業会社からアナリストとしての活躍を認められたときには、この仕事ならではのやりがいを実感します。ただアナリストというのは、半年や1年で評価が上がる世界ではありません。多くのお客さまから信頼され、認められる存在になるには長い道のりがあります。したがって、思うように成果がでないときも、地道に努力を重ねて粘り強く取り組むようにしています。私が大事にしていることは、情報を突き詰めること、様々な情報に触れて学び続けることです。
アナリストという仕事は単年度のノルマや「ここまでリサーチを深めれば十分」といったわかりやすいゴールがない業務である一方、努力を積み重ねることで着実にレベルを上げていける仕事でもあります。そのため、常にチャレンジングな目標を掲げ、それに向かって努力し続けることが重要であると思っています。将来的には、担当するセクターでトップクラスの評価を獲得し、その地位を盤石にすることが目標です。また、その過程で蓄積した洞察をもとに、投資家に個別銘柄を推奨するだけでなく、企業や業界に対して今後の事業戦略などを提言できる存在へと成長したいと考えています。
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