なぜ、私はみずほ証券を選択したのか。
01
就活では、元々テレビ、新聞、広告などのメディア業界を目指していましたが、就活を進める中で自己分析を繰り返し、原点である「自分は何がしたいのか」を突き詰めると、率直に「人の役に立つ」そういった仕事をしたいと考えるようになりました。そして人が生きていく上で必要不可欠なものの一つがお金であり、金融の知識・専門性を身につけることで、人の役に立てるのではないか、そう思ったのです。学部も文学部ということもあり、金融の中でも、証券業界はまったく知識も関わりもありませんでしたが、だからこそ証券ビジネスがどのようなものであるか、逆に興味を持つようになりました。就活で重視したのは、一緒に働く人であり、働く環境でした。たとえ仕事のやりがいを感じたとしても、「働く環境」が自分に合っていなければモチベーションは維持できないと思いました。また、「一緒に働く人」に関しては、面接を通じてその会社の「人」を感じるようにしました。さまざまな会社で面接を受けましたが、みずほ証券ほど相手の目線に合わせて親身に話を聞いてくれる会社はありませんでした。その姿勢に、当社が培ってきた風土、社員の方々の思いやりや優しさを感じ、入社を決めました。また、自身のライフプランを見据えたとき、安定した環境で長く働き続けていきたいと思っていたことも、入社の理由の一つです。
01
私は日々、何を原動力に、何に挑んでいるのか。
02
事務グループは、みずほ証券のミドル・バック機能として、取引成立後の照合や決済事務、既存顧客の口座管理等をはじめ、営業店総務事務の企画や会社全体の事務リスク管理、決済インフラの構築・整備など、多岐にわたる役割を担っています。私が所属するマーケットビジネスオペレーション部では、国内外の株式や債券、デリバティブ、投資信託等、各商品取引の決済の事務を担当しており、私は国内株式の機関投資家を対象とした顧客業務に携わっています。基本的な業務の一つが、約定後の事務オペレーションです。株式売買成立によって動いた資金が、確実に入出金できるよう、資金照合で金額と振込先を確認した後に事務処理を行います。巨額な資金が日々動く中、ミスは決して許されないため、的確かつ丁寧な処理が求められます。また、私たちのチームでは、株式の保管・振替処理を一元管理する機関である証券保管振替機構(略称・ほふり)との取次業務も担っています。「ほふり」は、株式の名義書き換えや売買に伴う受け渡し、発行会社への株主通知などの手続きを簡素化・効率化する機関であり、当社でお預かりした株式は原則として「ほふり」に預託されます。したがって、株式の売買のみならず、株式の発生・移転・消滅等においても「ほふり」と密接に情報を連携しなければなりません。突発的な事象、コーポレートアクションに対しても、迅速で効率的な事務サービスをお客さまに提供できるよう日々努めています。このほかに、新規顧客の口座開設に伴う口座登録や、株式移管の事務処理、決済のモニタリングなど、幅広い業務をこなしています。このように、私たちのチームは株式取引の重要なプロセスを担っています。そして、業務が幅広く多いため、業務のチェックリストを作成し、それに沿った、徹底した「堅確」な処理を実践しています。この「堅確性」の維持・継続こそが私たちのミッションと言えます。日々膨大な量が執行される株式の一連の取引の中で、なくてはならない業務であり、自身の役割の重要性にやりがいを感じていますし、それが原動力にもなっています。
02
私はどんな瞬間に成長し、達成感を享受するのか。
03
私たちは、社内外からの問い合わせにも対応します。問い合わせ内容は多岐にわたり、複雑なものもありますが、最近はその場で速やかに回答できるようになってきました。また、依頼に対して親身に対応することで感謝の言葉もいただけるようになりました。業務の中でこのような瞬間瞬間に、成長を実感します。また、担当業務を作業としてこなすのではなく、プロセスの適切性を考えながら業務を遂行することを常に意識しています。このことによって日々気付きがあり、仕事への視線もより広く、深くなったと感じています。その具体的な実践が業務改善の取り組みでした。所属するマーケットビジネスオペレーション部は、業務量が多いこともあって業務改善に前向きな部署であり、若手の発言も尊重される風土があります。私は改善の余地がありそうな業務に関して、上席と相談した上で効率的なフローを考え、積極的に取り組みました。その一つがファイルの自動保存化。預り残高を関係する部署へ送信する際、それまで手作成でデータを抽出していました。その作業をIT部門と連携し自動化に成功。他にも、書類確認のペーパーレス化や取引内容を確認する電話照合の廃止など、これまで複数の業務プロセスの改善を実現することができました。自身のアイデアによって、チームの作業効率化に貢献できたことは、現在の部署において大きな達成感を味わうことができ、自身の成長の証と感じています。
03
私は将来どう挑み、実現するのか。
04
業務改善は終わったわけでなく、今後も継続的に取り組んでいきたいと考えています。なぜなら業務を取り巻く環境は年々変化しています。その変化の一歩先を行くような、効率的で斬新な業務プロセスを生みだしていきたいと思っています。そのためにも、ふとした疑問やちょっとした気付きをチームメンバーと共有し、その業務に無駄がないか等、常に改善への意識をもって業務を遂行していきたいと考えています。また、最近新しい業務へのチャレンジも始まりました。非上場・未公開の企業が株式等を証券取引所に上場させる「IPO(新規公開)」や、すでに上場している企業が、増資などで発行した新株や、大株主などがまとめて保有している株式を、広く一般の投資家を対象に売却する「PO(公募・売出し)」などに関わる業務です。株式売り出し準備や第三者割当増資、グリーンシューオプション等々、今まで経験してこなかった新しい事務オペレーションの世界であり、今は貪欲に知識を吸収しながら案件に携わっています。今後、これら新しい業務の理解を深め、事務オペレーションの専門性を磨き、ステップアップしていきたいと思っています。また、将来は、就活時に「一緒に働く人」に着目したことから、人を支え、人の成長を応援するような業務にも興味があります。これからも自身の原点である「人の役に立つ」ことを軸に、<みずほ>というフィールドで挑戦していきたいと考えています。
04