why なぜ、私はみずほ証券を
選択したのか。

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大学院では情報工学を専攻し特にAIを活用したWeb情報信頼性の解析・評価に取り組んでいました。就活では、それらの知見を活かすことを考え、IT関連の業種を幅広く見ていました。特に金融業界はITを用いた変革が急速に進んでいる印象があり、ITで業界を変えていくダイナミズム、その可能性に惹かれ、「金融×IT」という軸で就活を進めていました。みずほ証券を選ぶきっかけとなったのは、インターンシップへ参加したことです。実際の業務に従事して社員のフォローを受けながら、リアルな開発を体験できたことで、現場の臨場感や業務の面白みを知ることができました。私が体験したのが、すでにリリースされている「AI株価予測システム」であり、自身の大学院での専攻との親和性もあり、強く惹きつけられました。AIをツールに業務プロセスやワークフローを変えていく業務であることに、大きなやりがいがあると思ったのです。加えて、インターンシップでは社員の方々に親身になって丁寧に対応していただきました。そこで感じた社員の方々の人柄や雰囲気の良さも、入社を決めた大きな理由の一つです。

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what 私は日々、何を原動力に、
何に挑んでいるのか。

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現在、グローバルIT統括部において株式のアルゴリズム取引(自動的に株式売買注文のタイミングや数量を決めて注文を繰り返す取引)を担うチームに所属しています。その中でもデータ分析を中心とした「AI株価予測システム」と「執行分析システム」に携わっており、お客さまや社内のトレーダー向けにカスタマイズした高度な執行分析データを提供しています。「AI株価予測システム」はすでに稼働していますが、常に高い精度を追求していくことが求められています。日々の業務で重要なのが「執行分析」です。執行とは、トレーダーが行う株式の売買取引を指しますが、最も有利な条件(コスト等)で執行することが求められます。株価変動や売買の意思決定と注文までの値動き、売買が成立しないケースなど、マーケットの動きや売買タイミング等で常に最適な執行が実現するとは限りません。Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のサイクルを回すことで執行分析を行い、より良いトレーディングの実現をサポートしていきます。執行分析の結果を、アルゴリズム取引にフィードバックすることで成績向上に貢献できる点が面白さであり、やりがいでもあります。

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when 私はどんな瞬間に成長し、
達成感を享受するのか。

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私の所属チームは、数あるIT部門の中でも特にユーザーであるトレーダーとの距離が近く、コミュニケーションにはIT知識のみならず業務知識も非常に重要です。そのため入社当初は業務用語等が理解できず、貢献できることは限られていました。しかし日々の業務を通じ、上司からのバックアップも受けながら業務知識を得ることで、徐々に担当している業務について理解が進み、全体感を見ながら取り組めるようになれたことが、最も成長を実感できた部分です。最近では自身の強みであるAI知識を活用し、新たなAIシステムを開発し、実際のお客さまにサービスとして提供するところまで担当することができました。それが「出来高予測システム」です。出来高予測を高い精度で行うことで、機関投資家などのお客さまにおいて、安定した執行実績を期待できます。このシステム開発ではユーザーであるトレーダーと密な連携をとり、開発とリリースを反復する「アジャイル開発」の手法を採用しています。そのため常に改善・改良を進めていく必要がありますが、自身の知識やスキルが新たなお客さま開拓など、当社のビジネスを広げる一翼を担えたことに、確かな達成感を得ることができました。

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how 私は将来どう挑み、
実現するのか。

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当面の目標は稼働した「出来高予測システム」をさらに進化させることであり、一定の完成の域に近づけることです。同時に「株価」「出来高」のみならず、アルゴリズム取引の中で、AIを構成する技術要素であるディープラーニング等が適用できる分野を開拓していきたいと思っています。昨今、世界的にAI技術は日進月歩の勢いで進化し続けています。私が担当している「AI株価予想システム」でも、常に新しい技術をアップデートしていくため、海外の大学との共同研究など先進的なITを活用する取り組みも行っております。実際に新しい技術を業務に活かすには、幅広い業務知識と最新の技術動向を知った上での開発力が必要だと思いますし、そのような変化に積極的にコミットできる人材に成長したいと考えています。まだ新卒3年目ですが、Next Stepとして足許の業務以外にもグローバルな最新の技術動向にアンテナを張りつつ、チームを取りまとめ前進させ、ビジネスを良い方向に導いていくことができるリーダーを目指しています。

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