なぜ、私はみずほ証券を選択したのか。
01
学生時代は金融機関中心に就職活動を行っていました。業界研究を続ける中で、証券業界はマーケットのダイナミクス、経済の醍醐味を感じることができる業界だと感じ、強く惹かれるようになりました。そして、みずほ証券のインターンシップに参加。インターンシップを通じて実感したのは、みずほ証券の多様性あふれる自由な社風、風通しの良さです。また、若手に対し裁量を多く与え経験を積ませてくれる、同時に若手に支援の手を差し伸べてくれる、そんな先輩社員方の話を聞く中で志望度が高まりました。常に活気に溢れており、この人たち一緒に働きたいと思い入社を決めました。
入社後、2年目までは東京で日本株の株券貸借取引を担当していました。その後、新米トレーダーとして日々業務を覚えていく中で、自身のスキルアップにつながるのではないかと上司から香港赴任を提案され、現在の部署に着任しました。
01
私は日々、何を原動力に、何に挑んでいるのか。
02
現在、香港にあるみずほセキュリティーズアジアに出向して、株券貸借取引と呼ばれるトレーディングを手掛けるエクイティファイナンスデスクに所属しています。株券貸借取引はお客さまとみずほ証券との間で株を貸したり借りたりする取引ですが、この取引の活用方法は様々あります。例えば、空売り取引の決済を裏付けることでマーケットの流動性向上に貢献するほか、資金調達手段としても利用可能な自由度の高い商品です。
日本をはじめとしたアジアの株式を幅広く取り扱うため、それぞれのマーケットに対する専門性が要求される非常にチャレンジングな仕事でもあります。証券会社ならではのスピード感あふれる仕事は非常にやりがいがありますが、それと同時に、いかに自分の時間を作り出すかということが常に課題としてあります。工夫を重ね、作り出した時間で更なる収益機会に貢献することを目標に日々業務にあたっています。
02
私はどんな瞬間に成長し、達成感を享受するのか。
03
成長のために大切なこととして、コンフォートゾーンに身を置いてはいけないと思っています。入社当初は、右も左も分からないことばかりでしたが、少し慣れてくるとできる仕事も増え、与えられる裁量も大きくなっていきます。しかしそこで満足してしまうと、次第に成長のカーブが緩やかになってしまいます。成長のためには常に限界よりも少しきつい負荷を自分に与えることが必要だと思います。それは、必ずしも楽しいことばかりではないかもしれませんが、自分のラーニングカーブをシャープにするために常に挑戦し続けることが、今後の成長のためにも非常に重要なことだと信じています。
その意味で、香港への赴任は、コンフォートゾーンから抜け出す絶好の機会になりました。当初、それまで海外での生活経験がなかった自分にとって、香港への異動は大きなハードルのように感じました。しかし怖れずに挑戦したことで、日々確かな成長の手応えがあります。
03
私は将来どう挑み、実現するのか。
04
初めての海外赴任、海外生活はコロナ禍の真っ只中でした。3週間のホテル隔離を経験する等、一筋縄ではいかないことも多かったのですが、上司や会社からの温かいサポートにより何とか乗り切ることができました。また、初めての海外生活ということもあり、最初こそ戸惑うこともありましたが、今では社内外での活動を通して多様性あふれる香港社会に非常に刺激を受けています。この海外拠点での経験は、異なるマーケット環境への適応能力を養い、多様な経済状況下での判断力を高める素晴らしい機会になりました。トレーダーとしての成長を追求するにあたり、複雑なマーケット環境での意思決定能力を向上させる一助になったと確信しています。
トレーダーとして心がけているのは、常にマーケットの変化を敏感に捉えそれに対応するトレーディングスキルを習得することです。これからも常に視野を広く持ち、個人のスキル向上はもちろん組織全体の成果にも寄与していくことをめざしていきます。そして海外拠点という環境の中で知見を培い、トレーダーとして大きく成長したいと考えています。
04