why なぜ、私はみずほ証券を選択したのか。

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幼少期、親の仕事の関係で何度も転校を経験したことが、現在の私の強みを形成する大きな要因となりました。新しい環境に適応するたびに、多くの友人を作り、様々なコミュニティに溶け込む。この経験から、自分には新しい環境に迅速に適応し、人間関係を築く力があると感じるようになりました。
そして就活の時期を迎え、自分の強みを最大限に活かせる仕事は「営業」と思い、営業職を志望。幅広い業界の中でも証券業界に惹かれた理由は、性別の垣根を越えて活躍できる環境があり、自分の努力次第で成果を得られる点に魅力を感じたからです。不動産業界にも同様の魅力を感じていましたが、インターンシップに参加した際、証券営業の面白さに特に惹かれました。また、日々小さな成果を積み重ねることで自身の成長を実感でき、高いモチベーションを維持しながら仕事ができると感じたことが、証券会社への志望動機をさらに強めました。
その中でもみずほ証券へ入社を決めたのは、他社と見比べたとき、私を「一番必要としてくれた会社」と感じたからです。面接が非常に丁寧であったことを今でも覚えています。自身の持つ強みを入社後どのように活かせるか、その後のキャリアを具体的にイメージさせてくれました。この会社であれば、力を発揮してやりがいを手にできると思い入社を決めました。

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what 私は日々、何を原動力に、何に挑んでいるのか。

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上野支店でリテール営業を担当し、7年目になります。入社以来、個人及び中小企業のお客さま一人ひとりのゴール(目標と展望)に寄り添った総合資産コンサルティングを実践してきました。多くの経験を積み重ねてきたことで、自分なりのコンサルティングスタイルが身についてきたと思います。総合資産コンサルティングとは、お客さまの資産全体に関するお悩みや困りごとをキャッチし、それらの解決のために、株式、債券、投資信託等の最適な金融商品や〈みずほ〉が有するすべてのリソースを駆使し最適なソリューション提案することです。その際、数多くの商品・ソリューションから何を提案するかが問われてきます。私のスタイルは、お客さまのニーズを踏まえて「自分が本当に良いと思ったもの」を提案すること。実際、自分が納得できるからこそ自信を持ってお客さまにおすすめできますし、運用実績も高い。お客さまには喜んでいただき、感謝の言葉をいただくことも多いです。
もう一つ、自身の営業スタイルとしているのが自己開示です。コンサルティングを進めていく上で最も重要なことは、お客さまとの信頼関係だと考えています。お客さまから信頼をいただくためには、私という人間を知ってもらう必要があるのです。お客さまの話に耳を傾けつつ、自身のことも話して、理解していただく。その継続で、お客さまとの距離感が縮まり、「仲良く」なることにつながっていきます。あるお客さまはご主人を亡くされて、意気消沈の状態でした。その時は、資産について考える余裕が全くない状況でしたが、お話を聞き、また自身のことを話し、そっと寄り添い続けた結果、信頼を勝ち取り成約に至りました。その後、大切なご家族も紹介いただけました。
こうした自身のスタイルを日々ブラッシュアップしていく中で、お客さまから信頼いただけること、それが原動力になっています。

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when 私はどんな瞬間に成長し、達成感を享受するのか。

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入社1~2年目は、新規のお客さま開拓が業務の中心でした。新規開拓というのは容易なことではありません。お話を聞いていただけるお客さまは限られています。なかなか目に見えた成果が出ない中でも、お客さまと名刺を交換できた数や家族構成を把握できた件数など、成約という高いゴールではなく、開拓というゴールの過程のプロセスに自分なりの目標を設けて地道に取り組みました。そうした日々の中で、新規口座の開設という成果を生んだときは心からの喜びがあります。新人時代、資産運用に興味を持たれていなかったお客さまの開拓に成功したことは強く印象に残っています。粘り強くアプローチする中で私が常に抱いていたのは、お客さまの役に立ちたいという強い思いでした。もちろん、商品をご購入いただき資産運用を始めていただくことを目指していましたが、商品や運用の話だけでなく、お客さまが関心を持っていることに耳を傾け、それらに関する情報提供を続けていきました。自分の中で決めていたのは「手ぶらで支店に帰らない」ということ。些細な情報も含め、お客さまの理解を深める情報をキャッチすることを心がけました。そして、お客さまから宿題をいただいた際はレスポンスを早くする。こうした活動の継続で、お客さまとの間に信頼関係が築かれていったと思います。最終的には資産をお預けいただき、新規開拓に成功しました。新人時代の成果で、非常に印象に残っている取り組みであり、成長を実感しました。

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how 私は将来どう挑み、実現するのか。

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「お客さま起点」ということをよく耳にするようになりましたが、これは過去見受けられたプロダクトありきの営業や自社の利益だけを追求したことから脱却し、「真の顧客本位」を徹底するコンサルティングへ転換していこうという試みです。しかし私の実感では、入社時からみずほ証券では「顧客本位」をベースにしたコンサルティングでしたし、私自身大きな変化を感じているわけではありません。ただ、みずほ証券は更なる飛躍を目指し、様々な変革を今なお実践しています。会社としてこのような方針を打ち出したことは大きく、今まで以上にお客さまの立場に立つ、お客さまの声に耳を傾ける姿勢・意識が強くなったと感じています。
このような動きの中、これからは、後輩の指導・育成も自身の役割と自覚しています。年次を重ねてきただけにコンスタントに成果を上げてはいますが、さらにステップアップしたいと考えています。これまでお客さまに寄り添った営業を進めてきましたが、それだけでなく、マーケットや金融のみならず、法律、税制などの多彩な知識を吸収し、説得力のあるロジカルな提案力を身につけたいと思っています。そして、お客さまから「ファーストコール」のかかる金融パーソンになることが目標です。さらに、女性ならではのライフイベントも乗り越え「キャリアを止めない」働き方を実践していきたいです。将来、一緒に働く若い女性社員の方々に「女性でもこんなキャリアを築けるんだ」と希望を持っていただけるような存在、後に続く後輩のロールモデル的な存在になりたいと思っています。

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