why なぜ、私はみずほ証券を選択したのか。

01

就職活動で金融業界に興味を持ったのは、有形商品ではなく無形商品を扱うことで、お客さまとの信頼関係や人間的魅力が成果に直結する仕事だと感じたからです。また、私にとって〈みずほ〉は身近な存在で、投資や資産運用に夢や面白さを感じていたことから、みずほ証券に注目しました。「銀行・信託・証券」が一体となって金融サービスを提供する連携が他社よりも進んでいる点で、〈みずほ〉には大きな将来性を感じました。
ただ、私は金融に関する知識は皆無。そんな状態で面接に臨んだのですが、この面接が入社の決め手になったと考えています。面接官は私と同じ目線で対応してくれました。「どういう仕事をしたいのか」「将来どうなりたいのか」「あなたの強みは何なのか」、会話の中から私の考えや思いを引き出してくれました。このような人がいる会社であれば、自分らしく働くことができると思い入社を決意。自分もその面接官のような、お客さまの思いや考えを引き出せる人になりたいと感じました。

01

what 私は日々、何を原動力に、何に挑んでいるのか。

02

入社後、大津支店に配属され、個人・法人のお客さまを担当し、約6年勤務しました。私の基礎がつくられた時期だったと考えています。厳しさもありつつ、お客さまに感謝される喜びを感じ、多くのやりがいを得ることができました。入社5年目には出産、その後育休を経て復職。本店営業第一部に異動しました。ここから仕事と子育ての両立が始まりましたが、周囲のあたたかいサポートがあり、頑張ることができたと考えています。2024年4月に現在の柏支店にウェルスマネジメント課の課長として着任。辞令は青天の霹靂でしたが、マネージャーにしか見えない景色があると思っていました。そこで何が見え、何を感じるのか興味がありましたし、自身の成長の節目になるとも考えていました。
現在、5名の部下のマネジメントを行っています。チーム全体の成果を最大化することと同時に、個々のスタッフが成長できる環境を整えることが私の役割。成長のために必要なことの一つは、「腹落ち」です。つまり、何のためにその仕事をやるのか、何のための目標かなど、課員一人ひとりが十分に理解することです。理解は行動につながります。そのために大事にしているのがメンバーとのコミュニケーションであり、常に伝えているのは「自分で考え動く」ということ。自分でゴールを設定し、ゴールに向かうプロセスを組み立ていく、そこに営業の醍醐味があるからです。メンバーの成長を身近で感じ、そしてチームとして大きな目標をやり遂げた時の達成感が、私の原動力になっています。

02

when 私はどんな瞬間に成長し、達成感を享受するのか。

03

マネジメントを行う中で思うようにチーム運営が進まず悩んだ時期がありました。私がやりたいと思っていることとメンバーが思っていることに齟齬が生じ、コミュニケーションも不全になり、数字も伸び悩みました。その経験を通じて、日々の何気ない会話からスタッフ一人ひとりの価値観を理解し、相手に合わせた伝え方を意識するようになったと思います。そうすることにより、徐々に相手の受け止め方がわかり、チーム全体のまとまりが強くなっていきました。「どうすればより良くできるか」「自分はどうしたいのか」「相手は何を求めているのか」を自問自答し続けました。部下と向き合うことを諦めず、模索と実践を繰り返したからこそ、理想の姿に一歩ずつ近づいていると思います。
マネジメントの考え方も変わってきました。着任当時、部下に寄り添い並走することや、裁量を与えて自由に動ける環境を作ることが大事だと思っていました。もちろん、それらもチーム運営には重要な要素なのですが、一歩先を見据えて方向性を指し示す大切さに気付きました。適切な管理があることで、安心して取り組むことができ、その環境だからこそ自分の力を発揮できます。それぞれが自己成長し、チームとしてゴールへ向かう。それをリードしていく役割を担っていきたいと考えています。

03

how 私は将来どう挑み、実現するのか。

04

育休から復職したときが、私にとって大きなターニングポイントでした。ライフイベントがあっても退職という選択肢はなく、長く働き続けたいと思っていましたが、実は復職はとても悩みました。一歳程度の子どもを保育園に預けることに、迷いが生じたことも事実です。そんな折、身近な先輩から「働いているお母さんはかっこいいと思うよ、出来るところまでやってみたらいいんじゃないか」と言われて、復職に踏み切りました。復帰後は新しい職場で、同じリテール営業でも環境が変わったことで厳しい局面も少なくありませんでした。追い打ちをかけたのがコロナ禍です。そんな中で、自分がなりたい姿が見えてきました。それは「働く女性のフラッグシップになる」こと。仕事も育児も両立させ、管理職にも昇格し、みずほ証券の女性リテール営業の代表・顔になることです。前例にないものを作れば、誰かが勇気づけられると感じました。
今後の話をすると、さらに視野を広げ、色々なポジションにチャレンジしたいと考えています。自分の可能性は無限に広がっていると思っています。それを広げるか狭めるかは自分自身の姿勢・行動次第。人間力を磨き続け、私の座右の銘である、常に「昨日の自分を超える」という意識を持ち、挑戦を続けていきたいと考えています。

04