〈みずほ〉の事業戦略を推進し、競合他社との圧倒的な差別化を図っていくためには、
多様な社員全員の成長と活躍を徹底的に促進するとともに、事業戦略を支える強い人材、
更には将来を見据えて〈みずほ〉を力強く導いていくリーダーの育成が不可欠です。
また、イノベーションや新たな企業価値を持続的に創出していくには、
多様な社員のダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンによる活躍促進が大変重要です。
こうした認識の下、社員自らがキャリアデザインを描き、挑戦意欲を高め、社内外で通用する人材バリューを高めていくことを実現する
新たな人事戦略を策定し、人事戦略全体に跨る"横串"としてダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを位置づけ、
グループ一体となって取り組んでいます。
ダイバーシティ・
エクイティ&
インクルージョン
推進のために
みずほ証券では、みずほフィナンシャルグループ各社と一体で
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進を行っています。
みずほフィナンシャルグループCPOを委員長、各部門の業務推進を担当する部長を委員とする
「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進委員会」を設置し、
各部門特性に応じたダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進の加速化に取り組んでいます。
社員起点でのDEI推進にも注力しており、みずほ証券における重要な施策として位置づけています。
各部門・グループの課題に即したDEIを推進するため、部門・グループを代表する社員約25名が人事部D・I室兼務者として活動しており、
業務で培った知見を活かして推進施策を企画・運営しています。
また、全部店にDEI推進担当者を配置し、自部店内の推進を行うなど、
職場ごとの業務特性を踏まえた様々な推進活動を展開しています。
多様な社員の活躍推進
育児・介護と仕事を両立できるよう、各種制度の拡充とともに、ソフト面での支援を推進しています。
女性の登用に関する数値目標を設定し、女性管理職の育成に向けて、
キャリア開発段階ごとに異なる課題に対応すべく、各層ごとに研修等を実施し、飛躍できる機会を提供しています。
LGBT+アライ、女性の活躍推進、グローバル化推進、テクノロジーを起点とした価値共創といった、
社員の自主的なコネクティビティ活動を、グループ全体で応援しています。
当社グループの数値目標
*1 国内(みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズ)合算
*2 部長及び部長に準ずる役職
*3 海外拠点の管理職ポストにおける現地採用従業員の比率。(みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券)合算
*4 2023年4月入社
女性活躍推進の取り組み
各種制度の拡充を図って仕事と育児の両立支援に取り組んできた結果、女性社員が結婚や出産により退職することは大きく減少しました。
また、これまで女性社員向けに行ってきたさまざまなキャリア教育により、管理職として活躍する女性社員も増加しています。
これらの取り組みが評価され、〈みずほ〉は、2016年には経済産業省による「新・ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業大臣表彰)を
受賞、2016年・2018年・2019年・2020年には、女性活躍推進にかかる方針や目標・実績およびその開示状況が良好であることが評価され、
なでしこ銘柄に選定されました。
経営戦略として女性活躍に取り組んできた結果、係長相当職・課長相当職を中心に多くの女性管理職が誕生し活躍している一方、
部長相当職以上の経営層における女性比率のさらなる向上が今後の課題と認識し、
意思決定層の女性比率を2030年代の早期に30%達成することを目標に掲げ、取り組みを推進していきます。
具体的には、女性向けキャリア開発サポートプログラム、多様で柔軟な働き方のための環境整備、組織全体の意識・行動変革などを通じて、
女性社員のキャリアアップ支援を強化しています。またキャリア採用も積極的に活用し、組織外で活躍している女性の社員の採用を行い、
新たな風の取り込み強化を図っています。加えて、2021年6月の30% Club Japanへの加盟を契機とした
トップダウンでの女性活躍推進や、2020年度に新設した「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進委員会」を軸とした
各部門との連携強化により、組織をあげた取り組みをいっそう進めてまいります。
女性社員向けの
キャリア形成支援
女性が仕事と生活の調和を図りながら100%の能力を発揮して「やりがい」や「誇り」を感じつつ活躍していくためには、ライフステージを踏まえた女性特有の課題へのきめ細かい対応が必要であることから、2016年度より、キャリア開発段階ごとに異なる課題に対応すべく、女性社員向けのキャリア形成支援策「女性向けキャリア開発サポートプログラム」を実施しています。また、2022年度からは組織を牽引する女性経営リーダーの育成を強化すべく、「役員メンタリング」や「女性新任部店長研修」の新たなプログラムを実施しています。
女性管理職層育成プログラムの様子
インクルーシブな
企業文化の醸成
〈みずほ〉がめざすダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進の重要性について、
グループCEOを始めとするグループ各社の経営トップが、部店長会議や全社員向けの社内ビデオニュース、
直筆のメッセージのメール配信などを通じて、全社員に対し、定期的にメッセージを発信しています。
Mizuho Diversity & Inclusion Month(M–DIM)
〈みずほ〉は2019年度から、DEIを全社的により一層推進することを目的に、11月をDEI推進月間とするMizuho Diversity & Inclusion Month(M–DIM)を開催しています。
M–DIMは社員それぞれが、期間中に開催されるイベントを通じて、多様な考えを吸収し、議論・発信しながら、他者とのつながりを広げる、グループ・グローバル一体で行う社員参加型プロジェクトです。今後も継続的にM–DIMを開催することで、社員の意識改革・行動変革を促し、グループ全体で新たな企業価値の創造に向けたうねりを生み出していきます。
社員同士のコネクティビティ(自律的な交流の「場」を通じたつながり合い)の強化
〈みずほ〉では、国籍・性別・価値観といった垣根を越えて、会社と社員、社員と社員が、つながり合うことを目指しています。
つながりは知識・経験の共有とともにモチベーションの高め合いを生み出し、当社の持続的かつ安定的な成長や、社員が仕事を通じて
人生を豊かにしていくことを支えます。このような目的を持った活動を、当社では「コネクティビティ(=つながり( コネクト/Connect)
合っている状態)」と呼び、さまざまなテーマを設定し、関心のある社員が自発的に集い、交流することのできる機会を提供しています。
また、社外ネットワークの構築・強化にも力をいれています。
社員のネット
ワーキング支援
(社員リソースグループERG)
〈みずほ〉は2019年度から、DEIを全社的により一層推進することを目的に、11月をDEI推進月間とするMizuho Diversity & Inclusion Month(M–DIM)を開催しています。M–DIMは社員それぞれが、期間中に開催されるイベントを通じて、多様な考えを吸収し、議論・発信しながら、他者とのつながりを広げる、グループ・グローバル一体で行う社員参加型プロジェクトです。今後も継続的にM–DIMを開催することで、社員の意識改革・行動変革を促し、グループ全体で新たな企業価値の創造に向けたうねりを生み出していきます。
〈みずほ〉の社員
リソースグループ(ERG)
- グローバルウーマン
ネットワーク(M-WIN) - LGBT+&Allyネットワーク
(M-LAN) - グローバル化を目指した
多文化コミュニケーション
社員グループ(MGCC) - テクノロジー×ビジネスを
体感するネットワーク
(コクリエ ) - 様々な障がいの理解を深め、より良いコミュニケーションを考えるグループ
(One’s Best) - 良質なコミュニケーションを探求し、組織の活性化を目指すグループ
(commu-i) - 英語でのパブリックスピーチを主に学ぶ国際NPOの〈みずほ〉支部
(Mizuho English Speech Club) - データ人材のネットワーキングと知見・ノウハウ共有により、その活躍を推進・支援するグループ
(share-D) - 社員のキャリアアップを支援し、誰もが生き生きと働くことを目指す団体
(MIW-Net) - 若手社員のエンパワーメントを実現し、ボトムアップの取組創出を目指すグループ
(新米)
ワーク・ライフ・バランス促進
への取り組み
〈みずほ〉では、柔軟な働き方を推進し、すべての社員がプロフェッショナルとして、
そして一個人として、ありたい姿に向かって、充実感を持ちながら
生産的に仕事に取り組める組織の実現に向け、働き方改革に取り組んでいます。
取り組みの詳細についてはこちら
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