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特集02:なぜ、私たちは「挑む」のか 特集02:なぜ、私たちは「挑む」のか

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テーマ
01

グローバルビジネス グローバルビジネス

みずほ証券のグローバルビジネスの概要を紹介してください。 みずほ証券のグローバルビジネスの概要を紹介してください。

―みずほ証券のグローバルビジネスの概要を紹介してください。


塚本
欧州、米国、アジアを中心としたグローバルビジネスを展開しています。私の担当するみずほインターナショナルはロンドンにあり、欧州市場開拓の中核拠点です。欧州にはほかに、「Brexit =ブレグジット」に対応するためフランクフルト拠点の設立準備をしています。香港のみずほセキュリティーズアジアは、日本を除くアジア市場開拓の中核拠点です。米国では米国みずほ証券がニューヨークを拠点に投資銀行およびマーケットビジネスを展開しています。

−担当する欧州市場の現況をどうみますか?

塚本
ブレグジットと呼ばれる英国のEU離脱などの政治情勢変化、中央銀行の金融政策、監督当局による金融規制強化などもあって欧州経済は複雑さを増しています。こういった状況下でのビジネス展開は先が読みにくい部分がありますが、今後もさまざまなリスクアペタイトを持つお客さまに対して多様な金融商品やサービスを提供し続けるため、リスクを極小化しつつ、みずほ証券のグローバルビジネスの一角を担う重要拠点として、舵取りを行っていくことが重要だと思います。

欧州市場におけるみずほ証券のプレゼンスはどのようなものですか? 欧州市場におけるみずほ証券のプレゼンスはどのようなものですか?

−欧州市場におけるみずほ証券のプレゼンスはどのようなものですか?


塚本
債券引受業務においては一定のプレゼンスがありますが、安定的にリーグテーブルに入るためには今後もさまざまな施策に取り組む必要があると思います。

−解決策は?

塚本
銀行との連携をより一層高度化していくことで、案件獲得率の向上を図ることが重要だと思います。欧州拠点以上に銀行と証券会社の一体運営が進んでいる米国では、債券引受やM&Aのご提案でも成果を挙げています。欧州でも『One MIZUHO』の強みを活かしてビジネス展開ができないか、模索していきたいです。またセカンダリービジネスにおいては、投資家とのリレーション強化による顧客フローの拡大も強化していく必要があります。

2年間、インド・ムンバイの子会社に出向した経験からインドのポテンシャルをどうみますか? 2年間、インド・ムンバイの子会社に出向した経験からインドのポテンシャルをどうみますか?

―2年間、インド・ムンバイの子会社に出向した経験からインドのポテンシャルをどうみますか?


塚本
インドのポテンシャルは以前から注目されているところですが、実際に数多くの日系企業を含む外資系企業が既に進出しています。国際競争力あるITサービスや製造業のすそ野の広さは魅力が高く、現在も進出する企業が目立ちます。私がインドにいた当時も、みずほ証券関与による日系企業のインド企業買収が複数件成約しています。一方で、インド経済は急速に発展していますが、日本で高度経済成長により国全体が豊かになったこととは異なり、インドは先進国並みに豊かな部分とそうでない部分のギャップが大きいのが現状です。日系企業がインドに進出する際には、そういった国の状況を理解し、どこに商機があるかを見極めることが重要だと感じています。

−インドで学んだのはどのようなことでしょうか?

塚本
たくさんありますが、一つは、状況に応じて臨機応変に意思決定する決断力を持つことが重要だと学びました。一見当たり前のように聞こえますが、インドでは上場会社でも経営者は創業家が多く、重要事項の優先順位づけが明確なことが多いです。一方日系企業は、あらゆる合意形成に基づき意思決定を行うことが一般的です。どちらが良いかは時々で異なるため一概には言えないですが、グローバルビジネスを進めていくうえでは、日本式に固執せず、文化・商慣習の違いを埋めながら、臨機応変に決断していくことも大切だと学びました。みずほ証券のグローバル戦略にはまだまだ取り組むべきことがありますが、自分も当事者の一人であることをしっかりと自覚し、成長の一翼を担えるよう努力していきたいと考えています。

[取材後記]

入社以来、M&Aアドバイザリー業務に携わり、インドでは丁々発止で交渉をやり遂げ、現在はグローバル戦略の企画に携わるーーこう書くと近寄りがたい人物像が浮かぶかも知れないが、プライベートでは料理教室に通いオン・オフを切り替えながら充実した日々を送っている。仕事においての喫緊の課題は、死角のないグローバル戦略構築に担当としてどう関わっていくか。これからも塚本の終わりなき挑戦は続く。