自分がどのようなキャリアを
描きたいか。
この問いに対する皆さんの
答えは何でしょうか。
その答えに繋がる道が、
みずほ証券には
きっとあります。

人の数だけキャリアがある。資本市場という成長フィールドで皆さんはみずほでどんなキャリアを描きたいですか。
リテールから始まり10年目を迎えた同期3人がどんなキャリアを歩んできたのか。
ビジネスに対する想いと共に存分に語ってもらいました。

新規上場という企業にとっての
一大イベントにおいて、
証券ビジネスの大きさや、
その中で自身の自己成長を
感じることができる。

現在の業務内容とやりがいについて教えて下さい。

佐伯: 私の仕事は未上場企業の方々が主な対象です。その中でも上場を目指しているお客さまのコンサルティング支援や事業を伸ばしていくうえでのパートナーのご紹介であったり、M&Aや資金調達などのご支援を行っております。

前川: 私は主に上場企業を担当する部署におります。その中でCMで見るような有名企業を数多く担当しており、株式の売買や債券運用のサポートをする部署となります。親近感もありますし、取引金額も大きいものだと兆単位になりますので非常にやりがいを感じます。

蔦原: 私は現在、支店で営業課長を務めています。いわゆるマネジメント業務です。もちろん、お客さまのところに同行といった顧客対応も行いますし、課長というのは課の取り纏め役であると同時に支店の業務推進の役割も担っています。私は支店の投資信託の販売推進のリーダーを担当しています。マーケットの状況や投資信託の銘柄選定はもちろん、販売に繋がるようなマーケティング推進を行っております。マネジメントを行う中で、若手や新入社員の成長はすごく実感しますし、そこにやりがいを感じています。

佐伯: 私のやりがいとしては、前川さんほどの金額にはなりませんが、数億~数百億円の数字を取り扱うことがありますので、ビジネスの大きさを感じるところですね。加えて、上場というのは企業にとって基本的には一生に一度のことです。そこに携わることができることや関係する株主の方々そして社内でもプロジェクトに関わる人数は非常に多く、そういった中で自己成長を感じるところだと思っています。

キャリアのターニングポイントについて

佐伯: 私も蔦原さん・前川さん同様、営業店で個人のお客さまに対してのコンサルティング営業が最初のキャリアです。その中で支店在籍時に、法人の資金調達に携わることができました。非常に大きなディール金額だったので証券ビジネスのダイナミズムを感じることができました。それがプライマリーに興味を持ったきっかけです。5年目の出来事ですね。一通りの業務は習得できていたので、業務に少し余裕をもちつつ、自分を俯瞰して全体を見れるようなタイミングでもあったと思います。

前川: 私は入社当初2年間大阪支店(現 大阪営業第一部)でリテール営業を経験して、3年目の時に大阪法人部へ異動をしました。リテール営業から法人営業に移ったことがターニングポイントだったと思っています。
大阪支店の向かい側に大阪法人部や関西投資銀行が入っている関西支社があります。そこで当時、交流の一環で、読書会を法人の副支店長が毎月開催していました。その中でその方から何度か「法人営業に興味はあるか?」と聞かれたので、「あります」と答えていたら本当に大阪法人部へ異動となりました。教訓として思うことは自分が思ったことは周りに発信していくということですね。

蔦原: 私の場合は支店営業としてこれまでキャリアを歩んできました。1年目のときに新宿支店に配属されて5年間在籍していました。有望な若手という評価をされていたとは思います。ターニングポイントは5年目に新宿支店から浦和支店に異動になったときですね。5年目なので中堅の一歩手前くらいの立ち位置となりますが、当時、浦和支店の中でもトップに近い10歳近く年の離れた先輩の後任として異動になりました。目標についても5年目の自分が一番支店で高いという状況になり、すごくプレッシャーに感じましたし、「自分にできるんだろうか」という不安もあった中で「自分がこうして配属されたのは理由があるんだろうし、しっかり頑張ろう」と思いました。トップクラスの成績を残せたことは自信にもなりましたし、周りの人、例えばお客さまや当時の上司、同僚、銀行の担当者と本当に色々な人に支えられ、結果を出せたのは良い経験になったと感じてます。

頑張っている人や
成長したいと思う人に対して、
チャンスが与えられ、
評価してくれる会社。

みずほ証券の強みや魅力について

蔦原: みずほ証券の強み・魅力としてはやはり連携営業に力を入れている点です。証券ではできないこと、銀行でしかできないこと、信託でしかできないこと、様々あります。お客さまの悩みも様々ある中で〈みずほ〉であれば本当に多くのソリューションを提供できることは大きい強みと思います。1年目2年目の社員であったとしても、銀行・信託と連携をすることが身に染みているなと感じているので、他の証券会社には無い強みかなと思っています。
また、みずほ証券という強い組織が作られている背景には、年次に関係なく頑張っている人や成長したいと思う人に対してすごくチャンスが与えられ、評価してくれる会社だからと感じています。この年次で課長をやらせていただいているのもそういう背景があるのかなと思いますので、やはり頑張った人には評価をしてくれるのは社員のやりがいや成長意欲に繋がると思っています。

佐伯: 私が従事している新規上場のご支援については、ここ数年、証券会社の中ではトップクラスの社数を担わせていただいています。スタートアップのベンチャー企業にとっては色々な事業を伸ばされる中で、それぞれのステージによって資金が必要なタイミング、もしくは事業をドライブしていく中でどのパートナーの方々としっかりと提携していくかなど、外部の力をお借りしたい場面でしっかりサポートし迅速にお繋ぎする。その一環として証券・銀行・信託と連携し、また監査法人も加え、イベントを開催するなど、ベンチャー企業を応援するといった意味では特に強みとして強化している部分かなと思ってます。

これからの未来、目指す姿について

前川: 何よりもお客さまから評価されるということです。コンペがあればラストルックしていただいたり、何か困ったことがあれば一番にお電話いただいたり、そういう関係性を築いていくことが一番のミッションです。私も佐伯さんみたいにプライマリーの部署も今後経験していきたいですね。今は上場企業を担当させていただいておりますが、プライマリー・セカンダリーどちらの面からも色々なご支援ができる知識をつけたいと思っています。

蔦原: 私はまず今の営業店で自身のスキルアップに努めていきたいです。マネジメント業務もまだまだ分かっていない部分も多いので、マネジメントスキルを突き詰めていきたいと思っています。今後、マネジメントスキルを高めていく中で、支店営業以外も経験もしながら、色々な経験を積んだうえでみずほ証券を頑張って発展させていきたいなという風に考えています。

佐伯: 私は色々な部署・支店などを行き来する中で、一貫してあったのは営業の立場、つまりフロントの立場であったので、個人・法人問わずフロントの立場で居続けたいと思っています。私自身はセカンダリー・プライマリーの双方を経験しているのでそういった専門性を活かしていくことができる部署・立場でこれからもお客さまにしっかりと貢献していきたいですね。

用語解説

プライマリー:
発行市場のこと。企業・国・地方自治体などが新規に株式や債券などの有価証券を発行し、それを投資家が取得することによって、資金提供及び資金調達が行われる市場。

セカンダリー:
流通市場のこと。既に発行されている株式や債券などの取引を行う市場。

コンペ:
他社競合のこと。コンペティション (competition)の略。

フロント:
営業部門や顧客サポート部門など、顧客に直接対応する部門。

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